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夏、海、…山? まんがの会8月 

2014.08.26
Tue
18:43

 ちーさんのよんふくCafeで2~3カ月に一回開催される「まんがの会」。8月24日に第9回でした。
 今回のお題は「夏」「海」(で、たしか話の流れで「山」も許容範囲にしよう?ってなったと思う)。 
 しかし残念なことに当日急用ができて参加できませなんだ。ラインナップをメモして送ってくださったkさんに了解を得て、自分のも追加して載せます。
 いやー、それにしてもバラエティに富んでるな。わたしは少女マンガと、メジャー系一般(青年)マンガの一部ぐらいしかカバーしていないので、とても勉強になります。毎回新たな出会いがあるの。

 今回は伏せ字ですがメンバーごとにしてみます。
〔Aさん〕
・仲宗根みいこ『ホテルハイビスカス』
・小玉ユキ『光の海』
・麻生みこと『海月と私』
・安堂維子里『水の箱庭』
・上村五十鈴『星の案内人』

〔Bさん〕
・紡木たく『ホットロード』
・吉田まゆみ『真夏物語』
・桜沢エリカ『プール』

〔Cさん〕
・鶴田謙二『冒険エレキテ島』(Dさんも持参)
・河合克敏『とめはねっ!』

〔Dさん〕
・村上もとか『NAGISA』
・村上もとか『水に犬』
・うめ『南国トムソーヤ』
・ヨシノサツキ『ばらかもん』
・ひらのあゆ『島の人』

〔Eさん〕
・アタモト『南古島学園』
・町田洋『夜とコンクリート』
・よしながふみ『きのう何食べた?』

〔Fさん〕
・くらもちふさこ『海の天辺』

〔Gさん〕
・吉野朔実『少年は荒野をめざす』
・鳩山郁子『月にひらく襟』
・篠原勝之『糸姫』

・・・・・・
 さて、わたしの場合。
 今回は苦戦でした。いつも最後に次のテーマを決めるんですが、ふつうはそれですぐ思い当たるのが何作かあります。でも今回は「んー」って感じでした。 
 すぐ浮かんだのは吉田秋生『ラヴァーズ・キス』。サーフィン出てきたり、たしか登場人物のひとりが海に入って入水自殺を試みたと思う。『海街Diary』も、背景にはいつも海があるよね。ただこれはちーさんのとこに置いてある本で、いわば[共通認識]あるんじゃないかと外しました。

 夏というと、すぐ思い出すのは「夏色のナンシー」なんだけどこれは歌(松本伊代←ご指摘いただきました。早見優。なんで間違えた私)。だめじゃん。
 まずタイトルで脳内検索したけど、夏は思い当たらなかった。 
 海は手塚治虫『海のトリトン』がひらめいたけどマンガは持ってなかった(アニメは好きで、イメージアルバムも買いました)。
 海→海賊で『ONE PIECE』もありのはずだけどこれ持ってないし、山本鈴美香『七つの黄金郷』いいと思ったけどもうだしちゃったし・・・そういえばキャプテン・ハーロックとかもありましたね(これもマンガは持ってない)。
 あんまり困ったので、「やっぱり自分がアウトドアじゃないから読むものにも影響してるんだ」とか思ったりしました。
 
 というわけで、選んだもの。いつものように〔まず少女マンガ、女性向けマンガ〕〔それであんまり数が揃えられなかったら青年ものとかにも広げる〕としました。

・高田祐子『トテモ美シイ夏』
 本棚(のまわり)で見たときに、「これよこれこれ!」ってひらめきました。
 ズバリ夏。なのもいいし、高田さんを持っていけるのもナイスじゃございませんか。
→表題作は96年に『コーラス』で発表。両親の不和に耐えかねて早く家を出た兄のもとに、幼い妹も逃げていく。兄は高卒で働いてつましい生活をしていたけれど、深く愛し合う恋人もいて幸せだった。ふたりと過ごす夏のきらめき。でも兄はたった18で事故死し、それから10年、妹は兄とそっくりな男と出会う。そして、兄の恋人だったスミカさんとも再会する。
 わー、こう書くとなんかろまんちくね! でもそれだけじゃないんだよ。

 高田さんは、調べてみたらフレンド系でデビュー。わたしはたぶん『コーラス』に載った作品で出会って、それから気になる作家さんになってコミックスを買ってます。最近ではハーレクイン系のマンガ化が多いようですが、オリジナルでは『ドリームジャンボウェディング』というのが今年出てます(もちろん買った)。
 うーん、なんと言ったらいいんでしょう、「とにかく読んでみて」がいいかな。次の回になんか持っていきます。

・市川ジュン『忘れた海』

・河原和音『青空エール』
 主人公は吹奏楽部、彼は野球部でそれぞれ「夏」を追いかけてる。今月出たコミックスでは野球部が北海道大会で決勝進出するとこまで、つまり甲子園まであと一歩! だもん、夏じゃないですか。

・文月今日子『地中海のルカ』

・大島弓子『海にいるのは』
 わたしは決して大島さんのよき読み手ではないし、角川で発表した諸作品は遅れて読んでるぐらいですが(『グーグー』をのぞく)、とくにサンコミックスで出ていた『ミモザ館でつかまえて』、『F式蘭丸』(フロイト式)『野イバラ荘園』などはすごく好きです。
 このチョイスは完全にタイトルから。もちろん中原中也からですよね。

・市川春子『25時のバカンス』 
 これも、なんだか〔了解事項〕の気がする。
 しかし『宝石の国』はちょっとキャラの区別がつかなかったりして、短編また描いてほしいなあと思っております。

・あと一冊あるんですけど、つぎの「それぞれの秋」に応用できるからそっちに。

*考えたけどやめた:主に重さの問題です。1)村上もとか『岳人(クライマー)列伝』 2)幸村誠『ヴィンランド・サガ』 3)星野之宣『ブルーシティー』(海底都市はみんなの街だ~♪ とか口ずさんで、「空中都市」の間違いだったと気づく)

*あと、せっかくだから少女マンガだけでも体系的に読んでみようとか振り返ってみようとたまに思ってて、そんななかから竹宮さんなにか紹介したいなと思ってます。これもどっちかというとサンコミックスがすぐ浮かんでくる。やはり三つ子の魂百まで。

 さて、寡聞にして知らず、だった作品調べたり読んだりしてみよう!
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* category: 展覧会

忘却の海へ漕ぎだす@ヨコハマトリエンナーレ2014・横浜美術館(2) 

2014.08.16
Sat
12:37

 ヨコハマトリエンナーレ2014夜間特別鑑賞会の記事、その2です。

「忘却の海」漂流記は前の記事で紹介した「序章」と、11の挿話からなります。横浜美術館にはこのうち(序章&)第1話から第7話があります。これは本の構成にも似ていて、新港ピアにある第11話まで通読するとひとつの物語になるといいます。トリエンナーレのようなタイプの催しでは作品とテーマの関係が往々にしてよくわからないけれど、この〔ものがたり〕が底流となって新港ピアまでひとつの世界を形作っているという構成です。

 この「おはなし」としての筋立て。ことば、の大きさ。
 キュレトリアルヘッドの天野さんが紹介してらしたのですが、
「これは展覧会だね」
と、いわゆるクロウト筋に言われたそうです。

 うん。展覧会、わかる。
 前もって天野さんのこうしたお話を聞いたし、『華氏451度』だし、イヤホンガイドも聞きながら鑑賞したしということで自分の関心が〔ものがたり〕に向いていたことは大いに関係あると思うけど、「これは展覧会だね」というのには賛同します。
 ヨコハマトリエンナーレは2011、2005、2008、2011に続き今回が5回目。第一回以外は一応見てきました。2011は開催前段階の部分だけどボランティアとしても関わったし(地図チームでした)。
 前回までのを思い出してみても、
 テーマ と 個々の作品
 という関係性はあっても、
 作品 と 作品 
 作品 と 展示空間全体
 展示空間同士
 などの関係性に注目したことはありませんでした。印象に残っているのはあくまでも個々の作品でした。また、ネットで関連情報などざっと見てみても、そういう視点からの企みや評価は、すくなくともすぐに目につくものではないようです。
 この形、楽しいな。というか、いろんな発展性があるし掘ってもいけるな。わたしとは相性いいみたいです。

 でも、先入観なしに身ひとつで作品と向き合うことも楽しいしたいせつなので、
・まず自分だけで歩く
・それから、森村さんが語るイヤホンガイドを聴きながらまわる
がいいんではないかと思います。今回時間切れっぽくなって駆け足になってしまった「第7話」や、新港ピアの展示ではそうしようと思います。

 今回、駆け足で鑑賞したヨコトリ2014(@横浜美術館)は、視覚の優位性はどうしてもあるんだけど、「聴く」、そしてすこしだけど「触れる」にも思いを馳せるものでした。あと、展示の仕方・並べ方。
 そんな意味で印象に残った作品をすこしご紹介します。

・聞こえてくるのは?
 展示室、最初のほうはむしろ白黒とかモノトーンとか、すくなくとも押さえた色調とか、ジョン・ケージのあの「4分33秒」の楽譜(楽譜があるとは思ってませんでした。というか、あるけど♪は書いてないと思ってた)など、
〔ここにこの作品を出現させるために、捨て去った無数のことども〕
についておもうような作品が並びます。
 でもそんな鑑賞者の耳に届く音がある。
 なんか、話してるの? 外国語だ。でも交互に聞こえるのは、まさか猫? いや、赤ちゃんの泣き声?

・フェリックス・ゴンザレス=トレス 
 二種類の紙の山。ひとつはブルー(このページで紹介されています)、もうひとつは赤地に黒い枠。書いてないけど、この紙には自由に触れて、持ち帰ることもできます。でもなぜか写真はNG。参加してね、ここに来て一緒に作ってね、という意志かな。
 小心者なので、看視員さんに確認してから触れてみました。ぱらぱらマンガみたいにめくってみたり。ブルーのほうは薄くて軽やか。副題はBlue Mirrorだっけ。そして赤+黒はなかなか重厚。ちょっとざらついてるようにも感じます。メモしそびれましたが、副題はNRA(ライフル協会)と書いてる方がネットに。
 しばらく感触を楽しみ、そうしたければ自分用に一枚ずつとか取りながら、イヤホンガイドで森村さんが語る逸話を聴くとまたいいよな。

・もえないことば (Moe Nai KoToBa、装幀:渡辺和雄、製本:大家利夫、収録:志賀理江子ほか)
 一冊の本です。
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 ずいぶん大きい。そして表紙をゆっくり触れてみるだけでも、これは豪勢な作りだなとわかる。立って読む(あるいは見る)こと、書見台そのものに高さがあり、ほんの4段(か3段)だけど木枠で囲まれた特別な場所に立つ必要があることなど、キリスト教の大きな典礼書を思わせました。
 中身についてはトリエンナーレのサイトを引用します(このページ)。

 レイ・ブラッドベリの小説『華氏451度』へのオマージュとして特別に作られる“世界でただ一冊の本”。スターリン政権下に口伝で残されたアンナ・アフマートヴァの詩など7本のテキスト、ナチスの爆撃を避けて空っぽになったエルミタージュ美術館を描いた素描、志賀理江子の写真等を収録。会場で自由に閲覧できる。
 
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 アフマートヴァ「レクイエム」部分の表紙。どこが引かれているのか、それとも全文なのか(長詩ですが)残念ながらわたしにはわからないけど、英語訳が掲載されているページを紹介しておきます。

 ひとり上限2分、ということで、表紙を撫でたあとさっとページをめくり、何枚か写真を撮ることしかできなかったのですが、何枚かご紹介します。
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 配置について。会場で偶然あったお友だち・Cちゃんにご出演いただいて。 まるで向かいの〔十字架〕に向かっているみたいじゃないですか? 実際、このMoe Nai Ko To Baは朗読イベントもあるので、そのときにはさらにこの対比が意識されることになるでしょう。

・「ビッグ・ダブル・クロス」 エドワード&ナンシー・キーンホルツ(1987-89)
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 十字架型の枠のなかにそびえ立つのはミサイル。ぎらぎらと輝いてる。

・配置つながりで、奈良原一高『王国』シリーズより、トラピスト男子修道院を写した《沈黙の園》、女子刑務所に取材した《壁の中》。モノクロの写真セットです。二枚ずつがペアになる形で展示されています。これもぜひ、一通り見てから森村さんの語りを聴いてほしい。
 モノクロ写真もまた、「捨てる」技術ですね。捨てることによってくっきりと見せたいものがある。

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・毛利悠子の〔楽器〕(タイトル失念)の部分です。横長の展示室の真ん中寄りに組み立てられた装置が、空気中から集めた塵によって自動生成された楽譜にしたがってうみだす音。オルガン、たいこ、ベルなどが。ゆるやか。

 最後に、これも作品の一部です。
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 グレゴール・シュナイダー「ジャーマン・アンクスト」部分
 ざらざらしたブロックの手触りや、密閉された空間の蒸し暑さとか、壁が迫ってくる感じとか。順路で言ったらこれが横浜美術館パートの最後なのかな? さて、次の「おはなし」はどんなものでしょう。

 とりあえず今回の記事では「みる」ことでは終わらない作品に注目して紹介してみました。
 猫については後日、包括的記事にてご紹介予定です。でも言っておこう。猫はどこ? もけっこう張り合いありますよ。
 そして、Art Scapeにおさめられた森村さんインタビューもすごく面白かった。ヨコトリ見てから読むほうがいいかもですが、ご紹介しておきます。

・・・・・〔展覧会概要〕・・・・・
会期:8.1[金]-11.3[月・祝]   開場日数:89日間
※休場日:第1・3木曜日(8/7,8/21,9/4,9/18,10/2,10/16,計6日間)
開場時間:10:00-18:00   ※入場は閉場の30分前まで
(8月9日[土]、9月13日[土]、10月11日[土]、 11月1日[土]は20:00まで開場)
主会場:横浜美術館、新港ピア(新港ふ頭展示施設)

アーティスティック・ディレクター:森村 泰昌

主催:横浜市、(公財)横浜市芸術文化振興財団、 NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会
支援:文化庁(国際芸術フェスティバル支援事業)   文化庁(国際芸術フェスティバル支援事業)   特別協力独立行政法人国際交流基金
後援:外務省、神奈川県、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)、スペイン大使館、駐日韓国大使館韓国文化院、中華人民共和国駐日本国大使館、Goethe-Institut Tokyo、東京ドイツ文化センター、ベルギー王国大使館
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* category: 展覧会

忘却の海へ漕ぎだす@横浜トリエンナーレ2014・横浜美術館(1) 

2014.08.10
Sun
22:08

 1日にオープンした横浜トリエンナーレ2014。初めて開催されるという夜間特別鑑賞会に参加してきました。関係者のみなさま、ありがとうございました。
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 参加者に配布されたセット。なぜかひょうちゃんサブレ。エコバッグのなかには各種チラシ、プレスリリース、そしてヨコトリ2014招待券まで。そう、御存じの方も多いとは思いますが、会場はここ横浜美術館と新港ピアの二ヶ所です。今回の特別鑑賞会は横浜美術館だけが対象となったので、後日新港ピアにもどうぞ、ということでした。

 夜間特別鑑賞会は午後6時半~7時のレクチャーと、その後~8時半までの自由鑑賞(イヤホンガイドも無料で貸与)でした。というわけで夕方、かなり強い風に吹かれながら横浜美術館へ。
 前回(2011年)はウーゴ・ロンディーネのユーモラスな像が立ち並んでいた美術館前に、今度は低床トレーラーが停まっています。
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 ヴィム・デルボア「低床トレーラー」(2007)
 後から撮ってみました。もちろん乗っちゃだめだし、触るのも禁止です。錆びてる感じ伝わるかな。それから、細部がなんだか装飾的なようすも。
 レクチャーでキュレトリアルヘッドの天野さんが紹介してくださったエピソード。
 ⇒これはチェコで作り、アントワープから船便で運んできた。近年、美術品は航空輸送が一般的だが、今回は時間の経過や海を渡ってくることで錆びることも制作意図に含まれている。

 この「低床トレーラー」と、ギムホンソック「熊のような構造物-629」(マークイズみなとみらいの地下に展示)は〔アンモニュメンタルなモニュメント〕、そして横浜美術館ロビー中央にそびえたつガラス張りの大きなマイケル・ランディ「アート・ビン」(ビンというのはごみ箱、というような意味)は〔世界の中心には何がある?〕というセクションとして、この展覧会の〔序章〕を構成します。

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 この〔ビン〕にはわたしたちもアートのゴミ、を投棄可能だそうです。原材料などの制約はありますし、事前申込制ではありますが。

 今回のアーティスティック・ディレクターは森村泰昌。 みずからが設定した〔世界の中心には何がある?〕に対する森村の答は、
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「忘却の海がある」というもの。そうすると、「アート・ビン」を横浜美術館グランドギャラリーの中心に据えることはかなり示唆的だな。

 今回のトリエンナーレのテーマは、発表された時点からわたしには興味深いものでありました。それは「華氏451の芸術」、つまりレイ・ブラッドベリ『華氏451度』Fahrenheit 451(1953)に言及していたから。
 ブラッドベリは中学(~高校)の読書体験のなかで大きな位置を占める作家のひとりです。 当時はお気に入りの文庫本には特別なカバーをかけ、背表紙に自分でタイトルも書いて置いていたのですが、『火星年代記』(一冊だけ、と言われたらやっぱりこれをあげるな。別格は『たんぽぽのお酒』)、『刺青の男』、『太陽の黄金の林檎』、『ウは宇宙船のウ』、『10月はたそがれの国』、『何かが道をやってくる』…いまもちゃんと書庫に揃っています。
 のわりに長編『華氏451度』をちゃんと読んだのは大人になってからでした。そして新訳が出て帯にちょっと控え目にヨコトリのことも書いてあったので買ってみました。

 華氏451度というのは、
「この温度で書物の紙は引火し、そして燃える」(伊藤典夫による新訳p.7)
温度だそうです。
 じゃあ華氏451の芸術ってなんだろう? 自然発火する芸術。燃えて、そしてあとかたもなくなるのかな。

 私達はなにかたいせつな忘れものをしてはいないだろうか。
 人生のうっかりした忘れもの、現代という時代の特殊な忘れもの、人類の恒常的な忘れもの。
 ヨコハマトリエンナーレ2014は、それら様々な忘れものに思いを馳せる「忘却めぐりの旅物語」である。
 序章と11の挿話からなる心の漂流記。いざ、「忘却の海」へ。


 とは、「展覧会概要」の一部であり(全体はこちら)、配布されたパンフレットに抜き出してあった文です。

 あんまり細かく紹介しないほうがいいんじゃないかと思いつつ、あと1エントリ続きます。
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* category: バーめぐり

ナイス、ナイス、ヴェリナイス@スリーマティーニ 

2014.08.04
Mon
17:55

 前にも書きましたが、今年に入って平均週一回ペースでパーソナルジムに通い、プチ肉体改造を試みております。その関係で外食も自然と控えることになり、出るとしてもなるべくランチをと心がけてます。そんなわけで自然とバーからは足が遠のいてるのがつらいとこ。

 でもせっかくだから、バーが好きという友人をつれてっちゃうもんねスリーマティーニに。大好きなお店だし、先日開店20周年を迎えたということだし。

 着いたのは6時10分ぐらいかな。あ、オーナーバーテンダーの山下さんはもっと遅い時間にならないといらっしゃらない? でもあのすごいリーゼントのバーテンダーさんもいい感じだったからいいかな。と扉を開けます。
 お店のなかは何時でも同じ。すでに夜の世界です。そして、週末だからか山下さんもアロハに身を包んで立ち働いてらっしゃいます。
 早い時間なのにカウンターにはけっこうひとが。でも運良くゆるやかL字の角っこあたりに空席がありました。スリーマティーニにはたぶん7回目ぐらいだけど、最初の一回をのぞいてほとんどこのあたりに座ってます。偶然。

 前に「ウィスキーベースでおまかせ」にしたとき(ウィスキーはちょっと苦手だったので、あえて)サントリーの白州で作っていただいた森香るハイボールがおいしかったなあと思い出し、そのお話をしてまた「ウィスキーベースでおまかせ」にしてみました。

・ニッカの「竹鶴」でウィスキーボム
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 うしろに映り込んでるのちょうどニッカ!
 ウィスキー+水をシェーク。夏に合うとのこと。暗い中で見るとスパークリングワインみたいです。軽やかです。うん、おいしい。軽いけどちゃんとウィスキーの味もするよ。

 お昼をまさにたらふく食べたあとなので、夜はごく軽くホットドッグだけいただきました。それにあわせてなにかおまかせ、とお願いして出てきたのがこちらです。
20140803h.jpg
 ラムリッキー
 沈んでいるのはライムです。これまた柑橘味がきりっと引き締めて、いいな。

 カウンターにはおふたりさまも座ってますが、常連さんらしいおひとりさまも。気軽に山下さんとことばをかわします。忙しく立ち働くあいだにいろいろと気を配って、置き去りにしないでいてくれる。お客さんのほうも山下さんを独占しないようにきちんと心得てるのももちろん、あるけど。

 すごく楽しかったな。みんなでひとつの雰囲気を作ってる、と実感できました。
 この記事のタイトルどうしよう? と思ったとき、淡々としたのでもいいけど、
「ナイス、ナイス、ヴェリナイス」Nice, Nice, Very Nice.
が浮かんできました。ボコノン教な! 意味合いは違ってるとは思いますが、とりあえず字義通りの意味で。

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* category: 中国・台湾料理

中華街あたりでお昼-鑑賞会-バー 

2014.08.04
Mon
17:00

 13時に集まって20時過ぎ解散。8月3日は中華街界隈におりました。
 kayanoriさんに作っていただいた羊毛フェルトのカナちゃん(こちらに画像がアップされています。ありがとうございました♪)に見送られて炎天下へ漕ぎだしました。←現在の猫・ちーとえりは玄関には来れない仕様。

 9月にちょろっと旅行いこうか、打ち合わせしよう。どこで会う? 中華街でごはん食べたいな、という友人のリクエストを受けて何店か提案したうち、「ここが気になる」と言われた獅門酒楼へ。平日はミステリーを含めたお得なランチセットがあるけど週末・休日は? と質問し、設定されているランチはけっこうスタンダードなメニュー揃いだったのでとにかく現地で考えよう、と座席だけ予約していきました。改装したというからどうなったかも興味あったし。

 友人は「酔っぱらいえび」が気になるとのこと。相方さんがえび嫌いだから、この機会にえび尽くしでもいいぐらい! だって。
 よし。ではアラカルトで気になるものを選んでみようではありませんか。
〔獅門酒楼おすすめメニュー〕から
・活酔払い海老の湯引き
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「活」をさらっと見逃していた。
 この透明なガラス器にえびが入ってて、そこにお酒を注いでふたを閉めます。えび、暴れる。最初のうちはガタガタくるぐらい暴れる。器、曇る。
 しばらくするとこの器をおねえさんが持っていき、厨房に近い丸テーブル横で湯引きをします。
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 さあ、召し上がれ。
 味噌が濃厚ですよと言われ、最初はなにもつけずにいただきました。暴れたときにたっぷり酒が染みこんでるねー。 

・海老とマンゴーのサクサク変わり揚げ
 わざと海老、なわけじゃないんだけどこちらはわたしのリクエスト。これ、カダイフの食感が大好きなのです。
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 来てみるとけっこう大きかった。ざっくりふたつに割り、最初はそのまま、残り半分はマンゴーソースをかけていただきました。

 やっぱり野菜はいるよねーというわけで
〔盛夏のおすすめメニュー〕(期間限定)から
・空芯菜の強火炒め
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 味は1)薄塩 2)海老味噌 3)腐乳から選択できます。3)に惹かれたけどもしも口に合わなかったら、ふたりだからつらいよね…たくさんいれば連帯責任ですこしずつ食べられるけどね。と、またもや海老味噌を選択。

 以上三点を最初に注文し、まだいけるね、なににする? となったところ友人がリクエストしたのが北京ダックでした。
・釜焼き北京ダック クレープ包み
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 左下にちょこっと顔をだしているのがクレープです。写真の形で持ってきて、それから包んでくれました。おー、久し振りのお味。

 〆はデザートに。わたしはこちらならではの紹興酒ムースにしました。
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 いろいろと趣向をこらしていて、期待どおりおいしく楽しくいただきました。
 改装は二階部分だったみたいで、一階は以前と変わりません。
 しばらく行かないうちにお向かいに台湾茶のお店ができてました。ファストフード的に各種お茶をテイクアウトもできるし二階で休んでいただくこともできるそう。獅門のマダムもお勧めだったよ、今度いってみよう。

 つぎはカラオケの鉄人(はじめていった)でフリードリンクつき3時間プランで、ブルーレイも用意してもらってビデオ鑑賞会。そして大好きなスリーマティーニへと歩を進めました。
 
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