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* category: 旅行

越後妻有でいただきました 

2015.08.31
Mon
00:10

 8月26日~28日、大地の芸術祭を見に行ってきました。一人旅です。こんなもん食べたよーって。
 今回は基本周遊ツアーに入ったのでゆっくりする時間がなかった反面、ツアーならではのごはんもいただけました。芸術祭の施設付属のカフェなどもできる限りご紹介していきます。

・8月26日(水)
 CIANでアイスバーを買う。
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 座席部分はこんな感じ。写真左の壁面に展開しているのが、
・宮本博史〔Self Community 峰方について〕です。

 ごはん的なものを食べる時間はないけど、せっかくだからなにか…。
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 新潟の水とかジュースもいいかな?
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 この字、下手だけど若さがあるね。デザイン性も追求してるのかな?
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 ここにある清水集落は、「人口は24名、平均年齢は75歳を上回る」(公式ガイドブックp.142)とのことです。そのような集落の「記憶と風景に関するアーカイブ」(同上)が宮本企画。

 結局、飲み物は持ってきてたからアイスバーにしました。
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 お隣にあるキッチン部分とのやりとりは、窓みたいに切ってあるカウンター越しにこのトレイを使います。代金もこれに乗せたし。
 それにしても暑かった。バスの運転手さんによると、この前(の前)に下りた蓬平がとにかく暑いとのことでした。だから余計にアイスバーおいしいよね!

・食文化体験工房「さとやまキッチン」@「森の学校」キョロロ
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 地域のおかあさんたちがお手製の料理を振る舞ってくれるということで漠然と勝手に思い描いてたイメージとは違い、入って右手の壁面を占める作品
 笠山由起子+宮森はるな〔メタモルフォーゼ-場の記憶-松之山〕(「40種の植物を1年かけて追い、開花期・結実期・仮死期とその形を型取りし展示)
のおかげでスタイリッシュな印象。
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 キョロロの向って右にくっつく形です。ランチは二時までで、「キョロロそば」や「サラダそば」もあったのですが、色とりどりではなやかなカレーに目が吸いよせられて(座席に着く途中のテーブルで見た)注文しました。
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 カレーの味付けはおうちの味。でもさすがに野菜の味が濃くて、ごはんもおいしい。付け合わせにミニサラダもありました。

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 パネルのアップもどうぞ。


・夕方、疲れて早めに越後湯沢に戻ってきました。温泉ホテルを予約してありましたが、朝食だけついてるプランでした。でもまだ4時半ぐらいだからそんなにおなか空いてないしな…。
 駅構内(改札近く)にCoCoLo湯沢がんぎ通りというのがあって、お土産買ったりちょっと飲み食いしたり、果ては日本酒入りお風呂まであります。
 一休みを兼ねて、糀(こうじ)カフェでソフトクリームをいただきました。
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・8月27日(木)
 朝食はホテルでビュッフェ。バラエティたっぷりで、二日いたけどちゃんといろいろ変わってたし、やっぱりごはんおいしかった。入り口から見ると横長長方形のレストランなのですが、その長辺のまんなかあたり(食事提供カウンターの端)におにぎりスペースがあります。塩むすびを含めて6種類ぐらいかな? から選んで握ってもらえるというもの。ここのスタッフの女性(二日共通)がすごくよくて、自分のところに来たお客さんに声をかけ明るく対応するのはもちろんですが、入ってくるお客さん・出口へと向うお客さんに誰よりも早く声をかけて、結果、ほかのスタッフがそれについてきてました。家族連れも多い中型の温泉ホテルに合ったいい雰囲気づくりができてました。
 
 さて、越後交通の大地の芸術祭「スタンダードツアー」北周りコースに参加です。越後湯沢からも乗降できて、朝9時20分~18時20分ぐらいの昼間たっぷりコース。お昼もついてました。
 お昼はうぶすなの家で! これ、嬉しいよね。
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 こちらにお味噌汁もつきました。そして、スタッフとして働く地元の女性が料理の解説やこの家の来歴をお話してくださいました。メインは妻有ポーク、そしてやっぱりお米です。豆腐は米の代替作物として作っている大豆を使用、野菜はこのうぶすなの家の畑でとれたものとのこと。とくに茄子が名産で消費量も多いそうです。
 こちらの盛りつけなどを取ってもいわゆる「田舎」じゃない感じ。恵比寿のわたりがらすキッチンからアドバイスを受けてメニュー開発などしているそうです。
 
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 昼食後は自由見学になりました。わたしたちの座った席をぱちり。

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 定食のみを提供、ということで、室内で食事中の方のテーブルをぱちり。

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 上の写真のテーブルが空いたあと、室内から撮ってみました。

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 わたしたちがこちらを出るころ、スタッフが家の目の前でスイカを冷やしていました。なんかおうち「っぽい」。みんなで食べるのかな。

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 食事のテーブルから見えた花。中越地震後、持ち主さんたちはこちらには住んでらっしゃらないそうですが、通いで野菜や花を育てらっしゃるとのこと。この願入(がんにゅう)集落は5軒のみで構成される小さな集落、とガイドさん談。

 こちらはまつだい農舞台(のうぶたい)のカフェです。立ち寄る時間はなかったのでとりあえずぱちり。
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 夕方はバスツアーをキナーレで降りてそちらのバルで…と思っていたのですが、やっぱりちょっと疲れちゃったのと、キナーレ⇒十日町駅徒歩15分ぐらい? そして越後湯沢までまたけっこう電車に乗る、かつ本数も少ない。ということで、バスにそのまま揺られて帰ってきてしまいました。
 でもせっかくだから名物へぎそば食べたいよね! 越後湯沢駅の小嶋屋さんに入っていただきました。
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 そばだけだとなんとなく寂しい。津南ポークの角煮です。
 ごはん的にも充実の一日でした! 前日より調子もいいし、ホテルでゆっくり本を読んだりメモつけたり、そしてお風呂に入ったりしておやすみなさい。


・8月28日(金)
 最終日もホテルのビュッフェで朝食をいただきました。9時ちょっと前にチェックアウトし、駅のコインロッカーに邪魔な荷物をあずけて〔スタンダードツアー〕今度は南周りに参加です。

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 おひるは信濃川そばのミオンなかさとにて。かなり大きな温泉施設で、まわりにも芸術祭参加のアート作品がいろいろあります。
 日によっては別のお店でそば御膳のこともあるそうですが、そばは前日にちゃんといただいたからわたしとしてはこれで正解でした。団体向け(24人かな)のお弁当だから仕方ないけど、ごはんちょっと固くなってたのが惜しい。

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 ミニささだんごもありがたくいただきました。
 すっかり忘れてましたが、ささだんごってこのあたりの名物だったんですね。越後湯沢駅ではひとつから売ってましたし、ホテル売店でも毎日入荷だったのでお土産に買いました。

 次のふたつは、通りがかっただけですが。
 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館のHachi Cafe
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 こちらはもと小学校。学校の机や椅子をリメイクして使用しています。  

 越後妻有里山現代美術館キナーレ併設の越後しなのがわバル
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 向って右(あまりにもお客さんがばっちり写ってるのでカット)はガラス張りで、中庭をのぞむカウンター席もあります。池のまんなかにそびえたつ蔡國強〔蓬莱山〕も見えるのですが…。

 そんなこんなで三日間の旅も終り。駅着が遅くなったときのためにけっこうゆとりをもたせて新幹線予約してありましたが二本早いものに変更しました。越後湯沢駅では6時半には駅弁なんかも売り切れ店じまいしてて(オンシーズンの冬は売店も8時までだしきっとお弁当ももっとあるでしょう)、昨日も入った小嶋屋さんはなんとかやってるけど25分で注文⇒食べる⇒会計まではちょっと不安なので、すごく久し振りに立ち食いそばをいただきました。
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 というわけで越後の国にさようなら。
 うち用のお菓子はささだんごと、ホテルの部屋で供されておいしいな! と思ったくるみゆべしを買いました。それから、お正月にでも飲むかな? と思って〔八海山 魚沼で候〕を一本。  

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* category: 展覧会

大地の芸術祭@越後妻有に行ってきました(1) 

2015.08.30
Sun
08:26

 10日ぐらいヨーロッパ行っちゃる。と思っていたのですが、約一カ月前の猛暑で老母が気になり、海外行っちゃうともしものことがあってもすぐ帰ってこれない…と旅行をあきらめ。でもあきらめきれず国内で考えてたところ、そういえば! と閃いて行ってきました。二泊三日の一人旅です。ちゃんと記事書くのは無理(詳しくしようとして途中で飽きて中断)なのわかってるよ、だから一応行程まず書いとくね。これでも3エントリ予定ですが、プラスしてできれば「ここがよかった」でするっとエントリ書きたいです。

・8月26日(水)
 5時に起床し、あいにくの雨のなか出発。東京駅8時48分発Maxときに乗りました。同じホームの反対側からは北陸新幹線が発着するのですが、ボディのカラーリング渋いね。いいね。
「(こっきょう/くにざかい)のトンネルを抜けると」ではありませんが、東京あたりは雨⇒上毛高原あたりでは曇天に⇒越後湯沢は快晴! ここでほくほく線の〔超快速〕(ほんとにこういう名称)に乗り換え、芸術祭のあいだは停まってくれるまつだい駅まで。

 まつだい駅は大地の芸術祭の拠点駅(ツアーバスなどが出る)のひとつ。芸術祭のパスポート(3500円)と交通パス(二日有効のもの、2500円)を購入し、目をつけておいたエリア周遊バス6〔峰方コース〕に乗りました。山道を行くので小型、全部で7人乗車だったかな? 今回、強い印象を受けたものを赤字にします。
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蓬平集落
・大巻伸嗣〔影向の家〕(ようごうのいえ)
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・古巻和芳+夜間工房〔養蚕プロジェクト-誰が袖/絹の国の母たち〕
 どちらも空き家プロジェクトで、今年の新作。
 豊かな自然にアート作品が点在する芸術祭なのですが、この蓬平集落の花はすばらしかったなあ。〔養蚕プロジェクト〕は集落のおじさまが受付ボランティアをやってらしたのも素敵でした。 
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芝峠温泉
・フランシスコ・インファンテ〔視点〕
・江上計太〔ジャック・イン・ザ・ボックスまつだいバージョン〕
・郷晃〔回廊…時の水脈〕
 すべて2000年作品で、公共の場に設置されたアートです。以前の芸術祭の参加作品がすべて残るわけじゃないそうですが、このように時間の経過による変化(または劣化)も含めて展示してあるものもかなりの数が。とくに植物の生育が見られる〔ジャック・イン・ザ・ボックスまつだいバージョン〕は、公式ガイドブック掲載の写真とはまったくちがう様相を呈していました。
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CIAN
 CIAN=インターローカル・アート・ネットワーク・センター(地域芸術研究所)
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 廃校(清水小学校)を利用して2009年に設置された研究所です。大地の芸術祭の資料などが集められており、閲覧もできます。
 ここに今年川俣正が置いたのが
・〔ツマリ・ジオラマ〕。
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・宮本博史〔Self Community 峰方について〕も今年公開のアーカイブです。

・リチャード・ディーコン〔マウンテン〕
 すこしだけ足を伸ばすと棚田も見える高台に設置された立体作品。
 近づいてアップ。
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 みっしり詰まった感じが、遠目から見たつるつるした印象とはがらりとちがいます。

桐山集落
 峰方地区のなかでも最小の五所帯で構成される集落です。ツアーバスが乗り入れできず、400mほど離れた場所で下車して坂をおりて(帰りは登って)いきます。ここに、空き家を利用した三つの作品がありました。
・クロード・レヴェック〔静寂あるいは喧騒の中で-手旗信号の庭〕
・マーリア・ヴィルッカラ〔ブランコの家〕

 ほか、昼間だから見ることはできませんでしたが、周辺(蓬平でも見ました)集落の家々に日没とともにあかりがともっていく〔全ての場所が世界の真ん中〕も作成したそうです。
・BankART1929+みかんぐみ+神奈川大学曽我部研究室+50数名のアーティスト〔BankART妻有〕
 
⇒まつだい駅に戻る。これで三時間弱の周遊でした。
⇒まつだい駅から、次は周9 松代・松之山・津南シャトルバス(周遊ではなく、乗り降り自由)に乗って
森の学校・キョロロへ。
 大地の芸術祭の拠点施設のうち、ダイジェストツアー(二日目・三日目に利用)に入っていなかった施設。
 こちらでまずちょっと遅めのお昼をいただき、それから展示作品を見ました。
 便利な一括紹介があったから貼ります。
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タワーにも登ったよ。

 ほんとうはこのあと十日町駅近くのキナーレ(越後妻有里山現代美術館)に足を伸ばしてみようと思っていたのですが、なにしろすごく早起きして移動してきた&暑い…で集中力がなくなり、結局まつだい駅⇒ちょうどいいほくほく線⇒(乗り換え)⇒越後湯沢⇒ちょっとなにか…そうだ麹のソフトクリームいいよね⇒ホテルチェックイン、してしまいました。
 お風呂もせっかく大浴場があるのに部屋のお風呂にのろのろ入っただけで、たぶん9時半ごろ就寝。何度か目覚めましたがとにかく朝まで寝ました。がんばった…かな?
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* category: 中国・台湾料理

スターライトで提携メニュー・オークラメモリアルステイプラン(6) 

2015.08.13
Thu
00:22

 月末で閉館し建て直しするホテルオークラ東京に泊まった。の記事、ラストです。正確には、このお昼ごはんは〔メモリアルステイプラン〕には含まれておらず、せっかく行くんだからとわたしたちがオプションで予約したものです。

 展覧会+ランチのチケットは2ランク設定。桃花林などのグループと、このチャイニーズテーブル スターライトまたはテラスレストラン。なにしろ朝が豪華なので、初めてのお店にもあるしスターライトを選びました。
 スターライトは本館11階にあり、飲茶をフリーオーダーで楽しめる(いわゆるオーダーバイキングですね)お店ですが、一品料理もあります。本館の閉館とともに閉店予定です。

 今回は「美の宴」提携特別メニューにしました。
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 このセット券はすでに展覧会分使用済み、スターライトのテーブルについて撮りました。

 一皿一皿はコンパクトだけどいろいろな味が楽しめ、全体として満足満腹になりました。

・スターライト特製サラダ
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 下のほうはレタスが詰まってます。最初に葉ものをたくさんいただくとちょっと安心感があります。

・白木耳入り冬瓜のとろみスープ
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 冬瓜いいよね。夏らしい食材。

・牛肉と季節野菜の炒め
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 彩りもきれいです。

・海老のマヨネーズソース
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 すごく久し振りに食べました。海老の殻のしつこすぎない歯ごたえがいいね。

・お粥
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・杏仁豆腐
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 おいしかったです、ごちそうさまでした。

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* category: 旅行

オークラ東京本館での22時間・オークラメモリアルステイプラン(5) 

2015.08.12
Wed
00:26

 さて、他の記事に入れそびれた写真もあるので、この二日のタイムラインをご紹介いたします。

・一日目
 暑い! 五時になっても暑い! それに一眼レフを含むちょっとでっかい荷物だからね、と、新橋からタクシーで乗りつける。お友達とランチ後、すこし早めに到着してらしたマダムとロビーで待ち合わせ。⇒チェックイン
 ドアマン、最初に荷物を受け取ってくれたベルスタッフ、部屋まで案内してくれたベルスタッフはかなり若いひとたち。笑顔だしうるさくない親切さが嬉しい。フロントのレセプショニストはてきぱきしてたけど、ちょっと急ぎ足…だったかな? 

 部屋に案内され、ひとしきり撮影など。窓の外のプール風景を眺めたり。
 予約不可ということですこしでもすいてる時間にと、5時半にオーキッドバーに(記事あります)。
 お部屋に帰ってきてまったりテレビを一時間ほど見て、すこし雑談して、持ってきた映画を見ることに。あっ、『家族の肖像』(ヴィスコンティ)も持ってきたつもりが、買ったけど積ん読じゃなくて…積ん見? の『ピアニスト』(ハネケ)と『ブエノスアイレス恋愛事情』の二枚だった。あと、マダムがお風呂に入ってるときにでも見ようと思っていたライブDVDね。

『ピアニスト』はいい映画だけどたぶん明るくはない(ハネケが演出した『コジ・ファン・トゥッテ』@マドリッドの王立歌劇場もちょっと狂気の沙汰だった)という予兆、というかぼんやりとした知識があり、まずはのんびりしてるはずの『ブエノスアイレス恋愛事情』(2011年、アルゼンチン・スペイン・ドイツ合作、グスタボ・タレット監督)を見てみました。
 なんかね、小ネタ楽しかったけど(ちょこちょこ日本ものが出てきたりも)肝心のふたりの出会いが…えっ? どうやって? ここだけ偶然すぎない? っていう点が気になり、ちょっと謎な映画に…。いろいろツッコミ入れながらも真面目に見てたと思うのですが、わたしたちの注意力が足りなかったのでしょうか。それはともかく、一度ウォーリー探してみてもいいな。

 それからマダムが「いいですよ」と言ってくださったので、ホテルのおっきいテレビでわたしのお気に入りのライブDVDから見せ場をピックアップしてふたりで見たり。一応日付が変わるころにはベッドに入ったのですがその前後もいろいろおしゃべりして。一日目はこうして更けていきました。

・二日目
 めざましは6時半にしておきました。身支度して(わたしは朝、髪を洗う派なのでちょっと時間が必要)8時にオーキッドルームに。
 チェックアウトは12時なので、朝食後もしばらくベッドでごろごろ、結局『ピアニスト』じゃなくてライブDVDをほぼ通して見てしまいました…すまんマダム、というより、けっこう楽しんでくださったとのことでなによりでござったよ! 『ピアニスト』はステッパーのお供になるかはわかりませんがうちで見ます。あっ、ネタバレ見たらちょっと…勝手に『ダメージ』の男女逆転チックなのかと思ってた、ミステリで言うところの「イヤミス」みたいなのか。とにかく「楽しく過ごそう」には合ってないことは確かでございました。

 チェックアウト後、本館一階平安の間で展覧会「美の宴」(第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展)に。8月20日まで開催です。企業メセナの一種で、1994年から開催しているとか。
 今回の副題は「~琳派から栖鳳、大観、松園まで」。江戸から近代までの絵画が中心の展示でした。
 展示スペースに入るまえにメセナについての説明、大倉喜八郎・喜七郎親子の紹介と写真を見ました。

 展覧会の主題は〔宴〕。「奏でる」、「舞い踊る」、「集う」の三章に分けての展示です。
 チラシ・パンフレットにも使われ、展覧会のキービジュアルになっていたのは栖鳳の〔アレ夕立に〕。IMG_7648.jpg
 雅な日本画が多く、点数としては松園が集まっていたかな。「奏でる」「舞い踊る」にまたがる形での展示として絵・彫像・楽器があったのが〔蘭陵王〕。わたしが気に入ったのは村上華岳<少婦舞踊図>、宗達派<扇面流図>(屏風絵)、作家自体はじめてな気がした広島晃甫<玉乗り>(アンケートにあげる一点はこちらにしました)、ぐいぐいくる片岡珠子<宮廷の舞>、画面構成に圧倒された石崎光瑶<藤花孔雀之図>など。抱一さんの屏風絵も楽しみました。しかし突然<ジャズ>(マティス)が何枚かあったのには驚いた。

 主催者ごあいさつにも、展示場となった平安の間も楽しんでとありましたが、もちろん写真は禁止です。
 というわけで、展示スペースを出てきたところの絨毯。
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 お向かいの部屋の扉も、ふすまみたいな質感におもしろい手がついてます。
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 一階にはショッピングアーケードがあり、さよならバーゲンでかなり賑わっていました。引き続き営業するお店あり、これで閉めるお店あり。さっきの絨毯と色違いの足元にご注目。
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 この字体も歴史を感じさせるよね。
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 その後は展覧会とセットで予約してあった特別メニューをいただきにスターライトへ(記事書きます)。
 昼食後、荷物を受け取り、
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新橋経由で横浜そごうに向かい、岩合さんの世界ネコ歩き展を見、夕方解散しました。
 楽しかった! 本館が生まれ変わったらまた泊まりに行きましょう。もちろんその前にもいろいろ遊ぼうね。

 

 
 
   
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* category: お茶・お菓子・デザート・カフェめし

オーキッドルームで朝食を・ホテルオークラメモリアルステイ(4) 

2015.08.11
Tue
00:13

 さて、今回のステイの白眉? オーキッドルーム(本館五階)での朝食です。
 メモリアルステイプランは電話でのみ予約受付。予約電話をしたさい、エッグベネディクトかフレンチトーストか選んで朝食予約することを勧められました。最近このへんにとんとうといのですが、オークラのフレンチトーストって有名だったのだとあとで知りましたし、エッグベネディクト自体は食べたことはあるけどとくに興味があるわけでもないので、ふたりだから一皿ずつお願いしてシェアすることに決めました。

 オーキッドルーム、たぶん一回来たことはあるはず…前に泊まったときに。詳細は覚えてないんですけど。「欧風料理」のお店だそうです。土・日・祝日限定のブッフェなどでは、イタリア・フランス・スペインなど地中海の国々の料理がかわるがわるテーマになってます。朝食からランチ、ティータイム、そしてディナーまで、30分ほどの休憩を適宜はさんで営業です。本館閉館とともに8月で閉店予定となっています。

 予約した8時すこし前に到着。天井の高いゆったりした店内のちょうど対角線あたりに位置する四人がけテーブルに案内されました。窓際で、ちいさな石灯籠など日本庭園的なものも見えます。
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 椅子あしもとのカーペットを一枚。

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 テーブルの間もけっこうゆったり取ってあるのですが、いろいろな衝立的なものが使われてます。やはり蘭がこぼれんばかりに咲いてるし、真珠貝みたいなつやと照りのある…うーん、なんと言ったらいいのかな? 壁紙、ではないと思うんだけど。

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 あのオークラ・ランタンがこちらにも。

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 さて、テーブルのうえにはまずジャム類です。ブルーベリーとオレンジママレード各2で、ストロベリー1だったかな。

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 蘭の切り花が一輪入ったキューブが二段重ねになってました。

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 オークラのエンブレム的なものってやっぱり銀杏の葉ですよね。このカップにももちろん。
「東洋古来の古木で、長寿や防火のシンボルとしても知られる。敷地にあった大銀杏にちなみ、随所に使用されている」(L)。
 コーヒーをいただきました。残り三分の一ぐらいになるとすっと寄っておかわりを、とスタッフ。さりげなく見てますね。 

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 フレッシュオレンジジュースいいねえ。絞りたてなのがなんといっても大きいんだろうけど、新鮮で甘い。すてき。スペインを思い出す。

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 一皿目はパパイヤのサラダです。おいしかった! パパイヤはふだんあまり口にすることがないフルーツですが、ハムとの相性もいいね。メロンよりも色合いが華やぐし、今回のパパイヤはおいしくて濃厚でした。スナップエンドウなども入ったグリーンもたっぷりで、おいしいねおいしいねとにこにこたいらげるわたしたち。

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 メインその1、エッグベネディクト。ロマネスコが添えてあるのは珍しいし嬉しい。
 調べてみると、パンケーキの「次」の朝食人気メニューとして、甘くないちゃんと「ごはん」ものとしての人気もある一皿なんですね。
 イングリッシュマフィンにしっかりしたハム、ほうれん草のソテー、ポーチドエッグを乗せ、オランデーズソースをかけている、かな。
 
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 そしてフレンチトーストです。見た感じ、豆腐のステーキ的な?
 バターとメープルシロップをどうぞ、とサーブされました。
 白い大きなプレートにカットフルーツ盛り合わせ&プルーンが乗ってきたのですがうまく一枚に納まらなかったので、シェアするため持ってきていただいたお皿に取り分けた図をお見せします。

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 ほんとになにもかもおいしかったね…彩りもよかった。幸せな朝の始まりでした。
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* category: バーめぐり

オーキッドバーのカウンターで・ホテルオークラ東京メモリアルステイ(3) 

2015.08.10
Mon
01:45

 ホテルオークラ本館建て替えをにらんだメモリアルステイプランには、レストランやバーでのウェルカムドリンクチケットがついてきました。寿司久兵衛以外で使えます、とご説明いただきましたが、ここはやっぱりメインバーのオーキッドバーに行きたいね。チェックイン時に予約をお願いしてみたけど、このところなかなかの混み具合なので予約は受けず、来店順に案内しているとのこと。
 そんなわけで、すこしでも早い時間のほうがいいよね、と、一度荷物を置いてすぐに行ってみました。5時半過ぎ着。

 早い時間なのに、たしかにずいぶん座席が埋まっています。入ってすぐ右手の喫煙席ならばかなり選べる感じではあるけど、たばこは吸わないし、やっぱりできたらカウンターがいいな。と希望を出したら、ちょうどナイスなタイミングで二席空いたところでした。
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 カウンターはつやのある木。かなり奥行きがあります。
 バックバーの中間の壁に、ミロのとおぼしきリトグラフ(かな)がかかってました。

 メモリアルステイのオリジナルカクテルはテキーラを使用。大きめシェイカーで作り、グラスのふちに塩をぬってサーブされました。夏らしいさわやかな一杯。
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 おつまみは柿の種など。ぽりぽり。

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 入店して左奥がカウンターで、振り返るとこういうシートがあります。かなり照明をおさえた店内でステンドグラスが存在感を放ちます。店の名前にもあるオーキッド=蘭を意匠とした吹き硝子の照明器具がはめこまれてるそうですが見逃してしまいました。
 本館五階のメインロビーを(ちょっと強引な表現ですが)はさむ形に配置された「オーキッドルーム」、そしてこの「オーキッドバー」。なにか由来があるのかなと思いましたが、ホテルのウェブサイトを見てもそれほどのエピソードはなさそう…かな? このページから引用します。
 
〔蘭花〕
 蘭は万人に愛される香り高く、気品ある花である。ホテルオークラのメインバーはオーキッドバーと名づけられ、その渋いローズウッドの壁面には、岩田藤七作の蘭花を形どった数個の吹きガラス製照明器具がとりつけられ、幻想的な光を投げかけている。


 オーキッドバーは11時30分から深夜までの営業で、ランチやティータイム営業もするとのこと。また、9月15日からは別館での営業となります。
 夜も乾きものだけでなくがっちり食事もできるメニュー構成です。ただ、わたしたちは翌日の二食がっつりを控えて今回は控えめモードだったこともあり(合流前にそれぞれランチをきっちり摂ったしね)、もう一杯を頼んで席を立つことにしました。

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 マダムはシンガポールスリング。そしてわたしはサイドカー(写真)です。同じぐらいのアルコール度数になることが多いらしいマティーニ(オーキッドバー「絶対の一品」)よりも、ほのかな甘さと口当たりのよさがあるのでこちらを選びました。ブランデーベースで、欲しいコクはあるけどオレンジなどの柑橘がさわやかにしてくれる、好きだな。

 
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* category: 旅行

19年に会いましょう・ホテルオークラ東京メモリアルステイ(2) 

2015.08.09
Sun
00:01

 8月30日(日)をもって閉館、建て替えとなるホテルオークラ東京本館にお別れするべく、メモリアルステイプランを利用して一泊してきました。この記事はその2。客室階や部屋をご紹介します。

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 宿泊は3階でした。エレベータホールすぐ近くのソファ。簡潔。

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 カーペットはあたたかみのあるブロック柄です。…こういうパウンドケーキあったよね? チョコやココアのスポンジとふつうのを組み合わせてるの。名称わからず。

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 おもしろい、と思ったのがこのポスト。廊下にあります。さきほど紹介したソファスペースのすぐのところ。いまも使ってるのかな?

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 部屋はいわゆるスタンダードツインかと。
 なつかしの浴衣、たっぷりしたバスローブ。珍しいと思ったのがランドリーバッグが紙袋だったこと。ベッドには鶴と亀の折り紙が置いてあり、スポットが当たっているのがゆかし。

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 ベッドヘッドを飾るアート。すみません、テレビつけたままで撮ったから映り込んでしまった。

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 窓際にはバーコーナーと冷蔵庫。

 バスルームはさすがにちょっと古びています。アメニティのデザインが昔ながらの感じで、男性用にアウスレーゼが置いてあったのがなんかなつかしい。トイレも同じスペースにあるのですが、バスタブと並んでではなくバスタブに接する角に45度の斜めになる配置なのがおもしろかったな。
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 このタオル好きです。ネーム刺繍の青がさわやか。
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 窓を開けてみました。右に見えるのは客室外観。
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 眼下にはプール「グリーンオアシス」がひろがっています。暑い時季日のこと、一日目も二日目もたくさんの利用客がおり、二日目昼過ぎに受付前を通ったときには、どうも順番待ちらしいひとびとまでいました。ゆるやかな半円形の部分は浅瀬のキッズスペース。デザインは「イサム・ノグチに師事した意匠委員会のメンバー」(OL)である広井力です。
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 朝刊サービスもあります。朝食前に同じ階の扉前を見るとなく見ていくと、ジャパンタイムスが多かった。そういえばチェックイン時に希望を聞かれなかったな。わりとなんでもいいのですが、産経ってのはちょっとびっくり。他の部屋もみんなそうってわけじゃないのに。
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* category: 旅行

19年に会いましょう・ホテルオークラ東京メモリアルステイ(1) 

2015.08.08
Sat
10:32

 今月30日(日)をもって閉館し、建て替えを経て2019年に再度開業予定のホテルオークラ東京本館(別館は営業を継続します)。
 ささやかながら思い出のあるこのホテルにゆっくりお別れしたいなと、崖のうえのマダムをお誘いして一泊してきました。

 利用したのは「オークラメモリアルステイ」プラン。
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 予定部屋数を売り切ったのかな、詳細ページはすでに削除されているのですが、こんな内容でした。
・本館に宿泊
・レストラン、バーで使えるウェルカムドリンクチケット
・オーキッドルームでプラン特別朝食セット、メインはエッグベネディクトまたはフレンチトースト
・写真集『Okura Legend』(2008年7月刊)を一室につき一冊プレゼント
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 今回の記事は、適宜この『Okura Legend』(以下OL)および現在も配布中のリーフレット「ホテルオークラ東京の意匠をめぐる(以下L)」を参照して書いていきます。

 メモリアルステイを見つけた際に、オークラの大宴会場「平安の間」を利用して開催される展覧会「美の宴」+ランチコースチケットというのも発見。こちらも予約し、部屋でのんびり過ごすためにブルーレイレコーダの増設もお願いして、さあ出かけましょう。
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 待ち合わせはやっぱり本館メインロビー。オークラは傾斜地に建っているので、フロントにつながるロビー階は5階になります。こちらに翌朝の朝食の場であるオーキッドルーム、メインバーのオーキッドバーなどもあります。
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 とりあえず、あまりの炎熱にとてもじゃないけど外からホテル全景を写そうなんて気になりませんでしたので(アングル的に可能かもわからなかったし)、部屋にあったホテルのはがきをちょっと利用させていただきます。上段右が本館エントランス部分、左がメインロビーです。

 ホテルオークラ本館は1962年5月20日に開業しました。本館のある場所は、「幕末は前橋藩主、松平大和守の所有で、明治に大蔵喜八郎が私邸としていた。息子・喜七郎が東京オリンピックを控え、ホテルの建設を企図して現在に至る」(L)そうです。
 設計委員長は谷口吉郎。なじみのある建物だと、帝国劇場・東京国立博物館東洋館・国立近代美術館・出光美術館などを設計した建築家です。 また、博物館明治村の初代館長でもあるそうです。設計方針は「すぐれた日本の伝統美を集め、世界各国よりお客様をお迎えする」(OL)。さらに溝口三郎を長とする意匠委員会をもうけ、「伝統的な和の意匠や素材をモダナイズして随所にあしら」(同)ったそうです。
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(ロビー壁面、オーキッドルームそばあたりにあるパネル)。

 まずは、来訪者だれでも入れる場所ではありますがロビーのご紹介です。
 オークラに初めて行ったのは大学生のとき。本館一階のテラスレストランが好きな方に何度かご馳走になったのですが(漠然とホタテ包みパイのイメージが浮かぶんだけど定かではない)、5階まであがってきたかはわかりません。はっきりと覚えているのはそれから数年して、外食好きなおうちで家庭教師をしたときにいろいろなところに連れて行っていただいたのこと。銀座の「銀のぶどう」と、ここオークラの「桃花林」がとくに思い出深い店です。
 泊まったのは働くようになってから。たぶん二回ほど、どちらも別館だったかな? この本館に来るとつばのひろい帽子にクラシックなスーツで巻き髪の優雅なマダムとか、着物の方とかとすれ違い、ライティングなどもあいまって「時のないホテル」…とつぶやいたっけな。
 これは別館のことですが、ラ・ベル・エポックで先輩の結婚披露宴に参加したのもいい思い出。
 いわゆる「御三家」ホテルのなかでは一番アクセスの悪いホテルですが、つらつらと思い出すにわたしのお気に入りはオークラだったなと。ごはんもおいしかったし。

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 エントランスから数段下がる形のロビー。テーブルの間隔がかなりゆったり取ってあり、また、カフェ利用前提ではなく無料でそこにいられることも特色かな。ロビーを象徴するのが天井から下がる〔オークラ・ランターン〕です。「古墳時代の飾り玉に見られる切子型をデザインしたもので、五角形の板10枚をつなぎ合わせて切子型とし、語連つなげて一つとしている。内側には布を張り、和紙のような効果を出してい」(L)ます。
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 あおってみたよ。

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「蘭をモチーフにした『四弁花』が舞う、屏風形の装飾壁。/色絵磁器の第一人者である人間国宝・富本健吉が制作した壺の『四弁花』紋様を西陣で絹のつづれ織に織り上げました」(OL)。
 どことなく、風車を思わせますね。

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 ロビーのテーブルはつややかな漆塗り。このテーブルを囲む五つの椅子と一緒に、梅に見立ててのこと。そうだ、今回は渡り廊下からロビーを見るのを忘れてしまったよ。
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 映り込みを活かしてみました。

 エントランスのすぐ左手壁面には、セイコーが制作した世界時計があります。
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 帆船が海をわたっているけど、日本列島がやけにでっかいあたり、既存の古地図を下敷きにしてるわけじゃないのかな。

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 都市名のボタンを押すと、中央の電光掲示板に現地時間が現れます(ただしサマータイムは自分で勘案する)。サンクトペテルブルクじゃなく、「レニングラード」だね。

 次は客室階の廊下や部屋をご紹介します。
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