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* category: コンサート、演劇

3月20日、明治座→紀尾井ホール 

2008.03.23
Sun
22:32

 いただいたチケットではしご。

1)明治座で『石川さゆり特別公演-1)奇想天外-マダム貞奴のオッペケペ人生(ジャーニー) 2)石川さゆりオンステージ 流れゆく歌』
 明治座にはむかーし来たことが・・・・・・『近松心中物語』(蜷川演出)だったか?
 久しぶりに来てみて、ああつまりここも歌舞伎座なのねと思いました。いや、えーと売店とかが。人形焼きやおせんべいなどはもちろんですが、年齢層高めのブラウスとかハンドバッグの店があったり。日本画がそこここに飾ってあったり。座席で飲食OKだったり(さすがに上演中は×だった)。

 さて、座席は2階中央ブロックの第一列。よく見えました。さすがに花道の奥までは目が届きませんでしたが。
 さゆりは日本初の「女優」マダム貞奴、その夫にして一座の座長川上音二郎に近藤正臣。
「おとしゃーん」
と夫を呼ぶ貞奴の声の甲高さにまずはびっくり。

 人生に「ジャーニー」と振っているのと、奇想天外というタイトルなので、ふたりの旅回り公演とかやるのかな、万博もやったりするの? とちょっとドキドキしていましたけど、やっぱりそりゃ無理。メインは、ようやく構えた「帝国座」を残して音二郎が急逝して一年、それでも必死に座を率いてきたという貞奴が、音二郎の墓のある博多に来たところで、公演を前にして姿を消してしまう。一座や関係者が必死に探すなか、夫の墓に恨み言をぶつけにきた貞奴のまえに、あの世からやってきた亡夫が姿をあらわし・・・・・・。というものでした。

 いや、それなりに面白かったけど「ジャーニー」はちと実感できなかったかな。
 音二郎役の近藤さんもさっさと死んじゃって
「あれ? もう出番終わり?」
と思ったら、幽霊になってからのほうが出番が多かったのでありました。

2)石川さゆりオンステージ
 歌いつぐ名曲が前半、そして後半は持ち歌を披露。
 〆は「天城越え」で、これは一度生で聞いてみたかったのでちょっと嬉しかったです。

3)ウィーン室内合奏団コンサート@紀尾井ホール
 この楽団、ウィーン・フォルクスオーパー、ウィーン国立歌劇場を今年招聘しているNBSによる招待制コンサート。休憩中はフリードリンク、ちょっとだけカナッペのサービスあり、そしてロビー随所にNBS所有のオペラ衣装が展示されていました。日本公演のあとで寄贈されたものから、とのこと。
 トウーランドッド

 これは『トゥーランドット』でディミトローヴァが着た衣装、ミラノ・スカラ座提供とのこと。県民ホールで見ましたが、最初に招聘もとからあいさつがあって
「まさか当日降板?」
と思ったら、ディミトローヴァが立っての演技&歌が無理な状態なので、動きのほとんどないトゥーランドットという役柄を幸い、車椅子での出演をお許しください・・・・・・というものでした。
スザンナ

 こちらは『フィガロの結婚』、スザンナ役の衣装。ルチア・ボップ着用です。奥にはオネーギンのタイトルロールの衣装が見えます。

 はしごしてだし、ちょっと眠くなるかな? と思っていたのですが、とても充実していて眠くなる暇なんかありませんでした。舞台と同じ高さの第二列1&2番という席も、親密な感じでよかった。そしてなにより楽しかった!
 プログラムは「C」。
・モーツァルト「ディヴェルティメント 変ロ長調 K.137」
・クライスラー「弦楽四重奏曲 イ短調 Op.122」←好きな曲になりました。有名人は勝手にむかーしのひとにしてしまうトホホな脳内ですが、クライスラーが1875~1962とは恐れ入りました。映画音楽なども作曲していたんだって。CD探さないと。
・R.シュトラウス 歌劇『ばらの騎士』組曲よりワルツ←ちょうど23日に『ばらの騎士』を見に行くので嬉しかった。
・ウィンナー・ワルツ&ポルカ集
J.シュトラウス二世『ジプシー男爵』より入場行進曲「いざ、ともに戦に」
J.ランナー「求婚者」ワルツ
J.シュトラウス二世「トリッチ・トラッチ」ポルカ
J.シュトラウス二世「エジプト行進曲」
J.シュトラウス二世「無窮動」
J.シュトラウス二世「皇帝円舞曲」
J.シュトラウス二世「狂乱のポルカ」

 ひとりひとりがすばらしいソリストで、それがひとつになって作品世界を作り出す幸せな空間でした。アンコールはホルン奏者の鳥真似がすごい! だったJ.シュトラウス二世「クラップフェンの森で」(だよね? 作曲者と「森」しか聞き取れず、調べました)&オーラスはウィーンフィルのニューイヤーでもおなじみの「ラデツキー行進曲」、拍手の音頭は演奏の合間にヴィオラ奏者が取っていました。 楽しい。
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