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* category: ねこ

ここに猫が(きっと)(0920) 

2007.09.29
Sat
17:07

 思い立って金沢へ行ってきました。といっても突然行くと飛行機代が高いので、チケットは早割で7月のうちにおさえておきました。一日使い切る気持ちで行けば日帰りもOKですね。冬もほとんど雪は積もらないという話なので、再訪してもいいかも。金沢の街を歩いたのは初めて。以前、能登半島&山中温泉二泊に行ったときにはほぼ素通りでした。

 一応のお目当ては
1)金沢21世紀美術館に行ってみたかった。
2)泉鏡花記念館で波津彬子のミニ展示があるのでやってるうちに行きたかった。
3)室生犀星が好き。
4)古い町並みを歩くのが好き。
でした。料亭を取る、とかも考えたけどなにしろ実質初めて&日帰りなので流れにまかせることに。

 簡単に一日の行程を書くと
・羽田→小松は飛行機。→金沢は空港バス。
・タクシーで成巽閣(せいそんかく)へ。加賀藩の奥方のため、江戸末期に建てられたもの。純日本建築かと思いきや、天井からのあかりが洋風だったりギヤマンが障子にはめこまれていたり、細部まで楽しい。謁見の間の欄間が極彩色でものすごい。
・兼六園を歩く。雨が少なかったのか、ちょっと緑も曇り気味。
・長町武家屋敷跡を通りつつ、ひがし茶屋街へ。江戸時代のお茶屋を遺した「志摩」の内部見学。茶屋街つきあたりのお寿司屋さんで昼食。セットになってた煮物がおいしかった!
隅までおいしい


・呉服屋久連波(くれは)のカフェで濃茶とお茶菓子。店で小物と、お月見うさぎの置物を買う。寝そべってサンマが焼けるのを待ってる黒猫も欲しかったなー。それにしても、うさぎは二羽あったけど並べてみると使ってる端ぎれはもちろん、頭部の大きさとか耳の立ち/垂れ具合とかすごく違う。
ひとくち。


・店になっているところをうろうろ。黄金の茶室をのぞいたり、古いスタイルでしつらえた和菓子屋でお土産を買ったり。
・ぎらつく日差しのなか、泉鏡花記念館へ歩く。途中茶舗で加賀棒茶など買う。
・記念館そのものはこぢんまりしていた。展示は一階のみ。奥の部屋で波津さんと鏡花ワールドの出会いを展示していた。原画はそれほどなかったが、波津さんの仕事場写真・絵の道具・三毛お嬢様写真なども。
・古書店に入る。カウンターの近くにすこしだけ金沢ゆかりの文人の本コーナーがある。大好きな犀星の『我が愛する詩人の伝記』を買った。初版じゃなかったので安かった。
・そのすぐが金沢文芸館。銀行を改造した建物に味がある。歴代の泉鏡花文学賞受賞作の展示や、五木寛之の展示がある。五木はまさに文壇アイドルなんだなあ。説明してくれた係員さんのうっとりした様子が印象的。
・タクシーで犀川を渡って室生犀星記念館へ。犀星の生家跡地で、一般的観光地からはちょっと離れている。やすみがてら展示ビデオで、犀星の思い出語りを見る。堀辰雄の奥さんの話とか、娘の朝子さんの話とか。
・金沢21世紀美術館へ。展示、カフェ、ミュージアムショップなどいろいろと巡る。
・金沢駅で買い物のあと、電車で小松、小松からタクシーで空港へ。帰宅は夜10時半。

 ぎらつく日差しだったのと、点を結ぶようにタクシー移動中心にしてしまったせいで猫にはあまり会えませんでした。ひがし茶屋街の一本裏をすっすっと走ってた、くらいかな。
 でもひがし茶屋街のあるお茶屋の正面に開いていたこの小窓、猫が座布団に座って外を眺めるものだと思うんだ。きっとそうだ。
ねこの場所、と思う

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海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

4分の3ぐらいまで読んで、傑作だと思った。ストーリーテリングのセンスは素晴らしく、ギリシャ悲劇を下敷きにしているのも作品に厚みを加えていた。キャラクターも魅力的だった。特に、猫と話せるナカタさん。そして博識な大島さん。大江健三郎の作品群と比較しても、負け ななのblog【2007/10/03 07:30】

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