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チャンカイ? チャンカイ! (ペルー&人形の続き、おまけつき) 

2010.11.16
Tue
17:21

 ペルーの首都リマには、日本人実業家が遺した研究成果およびコレクションを集めた博物館があります。天野博物館(公式サイトはこちら)です。

 公式サイトの「天野博物館へようこそ」ページから、博物館の紹介を引用しましょう。

(引用ここから)
 天野博物館は実業家・天野芳太郎(1898~1982年)が、ペルーの首都リマ市に私財を投じて1964年に設立した本格的なアンデス文化に関する考古学博物館です。展示・収蔵品は数万点。日本人が海外でこのような博物館を創設した例はなく、そのユニークな展示方法や解説の仕方とあいまって極めて個性的な文化ポイントとして注目を集めています。

 この博物館の一番の特色は、天野芳太郎のアンデス文化に対する畏敬の心にあります。天野の考古学のフィールドはリマ市の北およそ60キロにあるチャンカイ河谷が中心でした。この遺跡に関心を抱く考古学者はペルーにもいなかった時代に、天野は仕事の傍らこの地を訪れて発掘・採集をし続けました。そこで発見された織物や土器類、化石化した栽培植物(トマトやトウモロコシの原種)、死者とともに埋葬された生活用具から、チャンカイ河谷には極めて優れた文化が存在していたことがわかったのです。
(引用ここまで)

 チャンカイ Chancay?
 趣味の範囲でそれなりにアメリカ大陸の先スペイン期文化については読んだりしてきたけど、聞いたことのない名前でした。

 天野博物館見学は予約制。日本語とスペイン語で一日につき各二回のガイドツアーがあります。ウェブサイトを見た限りでは電話しか載ってないので、ここがちょっとハードル高いかな。わたしが予約したときにはスペイン語スタッフが出ましたが、日本語でお願いしますと言えば代わってくれるのでは。

 友人とふたりで参加しました。あとふたりおいでになって、合計四名で研究員さんの説明を受けます。展示室は二室。はじめの部屋にはペルーのジオラマ、先スペイン期の文明年表などと、彩土器の展示。第二室に織物系でした。

 収蔵品にはナスカやチムー、モチェなど、それまでに知っていた文明のものもありますが、たしかにチャンカイかわいい! といっぺんでファンになりました。

 博物館内は撮影禁止なので、その後別の場所で撮った写真を利用してちょっとご紹介します。
1008mup6.jpg
 土偶(クチミルコ)
 国立博物館で撮りました(ちょっと建物が映り込んでいますが、味ってことで許してください)。売店にはレプリカも。
 天野博物館サイトの「彩土器」コーナーできれいな写真を見ることができます。

 なんかユーモラス!
 そして博物館の方がおっしゃるには、この人物像、ひとつとして同じものがないというのです。また、チャンカイはほかの先スペイン期文明と違い、いわゆる一般庶民のお墓から心尽くしの飾りつけや副葬品が出るとのことです。

 1008mup7.jpg
 ラルコ博物館で撮りました。
 ちょっとわかりにくいので、すぐ近くにあった説明図を。
1008mup7bis.jpg
 向かい合う人形二体のあいだには、織機があるのです。
 幸運にも、チャンカイは織物がかなり多く出土し、かつ彩土器に通じる個別性(や、現代のわたしたちにとってはユーモアも)が感じられるのです。

 天野博物館の第二室には、副葬品だった家族人形みたいなものもあり、そこでわたしははっ! とひらめきました。
 人形愛はむかしから。

 独断と偏見の「ペルーってば。」その2です。
 植民地時代の人形好きは、スペインが来るずっと昔から脈々と受け継がれているものであった。
 ・・・・・だといいな。
 天野博物館の方にも言ってみたけどぴんとこなかったみたいだし。
 まあ、昨年のメキシコ(6日間)との比較だけですから、独断と偏見の域を出ないことは承知であります。

「ペルーってば。」
 その1は「女だったら愛され紫」
 2が「人形愛はむかしから?」で、これは3まであるとおさまりがいいと思うのですが、うまくいかないです。
「パンは必須じゃない」
 だとインパクトないので、
「先スペイン期文明のライバルはメキシコ」
というところでしょうか。マチュピチュで案内してくれたガイドさん、メキシコ意識しまくりでした(そしてもちろんアンデス文明の優越性を語ってました)。 

 さて。
 チャンカイかわいいなー。でも土器はさすがに買えないしなー。
 と、『アンデスの織物』という本だけ天野で買ってチリに帰り、しばらく過ごしてからブエノスアイレスに飛んでみたら。
 アメリカ大陸の反対側の国で、なぜかチャンカイ人形を売っているのです。少なくとも三カ所で見た。ちゃんと「チャンカイ」と認識しているところもあれば、「インカじゃないの?」と返事するおしゃれブティックのお嬢さんあり、「パラカスのものだって言うひともいるけど、ぼくはチャンカイだと思う」と応えた布系土産物店のおにいさんも。
 人形そのものが出土品ということではなくて、出土した織物の一部を使い、昔風の人形を作ってくっつけたものだということです。
 1011mup1.jpg
 というわけで、チャンカイ(的)人形が一体だけ我が家にあるのです。
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