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* thread: 美術館・博物館 展示めぐり。  * genre: 学問・文化・芸術

* category: 展覧会

横山大観展の夜間特別鑑賞会に行ってきました(1)。 

2013.10.06
Sun
21:54

 10月5日~11月24日、横浜美術館で開催される
 横山大観展 良き師、良き友。
 5日夜に開催された夜間特別鑑賞会に参加してきました。ご紹介いただいた青い日記帳のtakさん、いつもありがとうございます。

*夜間特別観覧のため、一定の条件を満たした撮影・紹介が特別に許可されました。 
201310tk1.jpg

 さて、大観。
 6年前に鳥取・島根を旅行した際、大観コレクションでも有名な足立美術館でもかなりの点数を見た…はずの大観。
 でも「大家」とか「富士山」なんかのイメージしか残ってなかった大観。
 申し訳ないけど「有名だけど別に…」と漠然と思ってた大観。 
201310tk2-2.jpg
 今回も富士の絵はありましたよ? (たぶん)一点ですが。
「霊峰富士」(横浜美術館蔵、なのにてんで記憶にないていたらく)。
 でもこの展覧会、そんなわたしのようなひとにもお勧めです。学芸員トークで紹介されていく作品スライド見ながら、うわうわ、これ見たい! なんかすごい! って思って、実際見たら好きな作品いろいろありました。今では〔気になる〕画家の仲間入りです。もちろん、大観が好き・興味を持っている、という方にも楽しんでいただけそう。

 さて、明治元年(188)に生まれ、昭和33年(1958)に没した横山大観。この展覧会は、とくに若手画家との交流、そして大正期の大観にフォーカスした企画だそうです。そう、展示室入り口で迎えてくれる壮年大観(40代前半)あたりまで。紹介される作品は「戦前」(~昭和12年ぐらい)に区切り、戦後の名品はあえて展示してありません。

 大正~昭和初期の大観が展示の「縦糸」とすると、「横糸」が「師」=岡倉天心、「良き友」=ここでは、 今村紫紅(いまむらしこう)、小杉未醒(こすぎみせい)、小川芋銭(おがわうせん)、冨田溪仙(とみたけいせん) との交流、でしょうか。本展では大観の作品のみならず、天心の書(いいよー)、そして「友」たちの絵も数多く紹介されています。

 気になった作品の一部を見ていきます。
 情報は展示室のキャプション、今度映画で大観を演じる竹中尚人が出演しているイヤホンガイド、そして事前の学芸員トーク(横浜美術館主任学芸員 八柳サエさん)から得ました。

〔第1章 良き師との出会い:大観と天心〕
 大観は明治元年、水戸藩士の家に生まれる。父は製図などを手がけており、大観自身も当初は建築家になろうかと思っていた。明治前期の画家の〔なりかた〕=12~13歳で画房に入り師匠から雅号をいただいて修行する。とはだいぶ違う。大観は東京英語学校で4年間学んだため英語も堪能、22歳にして東京美術学校の一期生となったのが画家修行のはじまり。そこで天心と出会った。

・写生 左が「風呂敷包み」、右が「蓮根、くわい」
201310tk3-2.jpg

・平櫛田中「岡倉天心胸像」 
201310tk5.jpg

・「屈原」(厳島神社蔵)
201310tk7.jpg
 屈原になぞらえられているのは天心。大観は東京美術学校を追われた天心に従って下野し、ともに日本美術院を作りました。第一回院展に出品したのが「屈原」。16日までの展示です。

 天心の書軸・書簡なども展示されていました。これがいい!
 そのなかから「華燭之御祝 明治39年7月17日 横山大観宛て書簡」(岡倉天心)
201310tk8.jpg

 第一章から〔朦朧体〕とけなされた絵を一枚。
「柳下舟行」(明治40年-1907年-ごろ)
201310tk9-2.jpg
 部分を。
201310tk10.jpg
〔いま〕の目で見ると空気遠近法の一種みたいで、いいなと思いこそすれ非難されることはないのでは。でももちろん、時代が違うですよね。ついでに、〔朦朧体〕ってほめ言葉というか、独特の画風として前向きにとらえられているものだとばっかり思っていました。←『ハチクロ』の森田さんが酔っぱらって龍を描いたせい。 

 第一章からさらに、三渓園のスケッチです。タゴールが三渓園に滞在したときに、案内図として描いたスケッチらしい。たしかに書き慣れてる様子の文字です。
201310tk11.jpg

 ちょっと時間切れ&写真膨大で、(2)に続きます。

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