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描かれたチャイナドレス ブロガーナイトに参加しました 

2014.06.14
Sat
21:55

 ブリヂストン美術館で開催中の「描かれたチャイナドレス-藤島武二から梅原龍三郎まで」(美術館サイトはこちら)のブロガーナイトに参加してきました。またとない機会を与えてくださったブリヂストン美術館のみなさま、その他関係者のみなさま、ありがとうございました。

〔当日の趣向〕
・チャイナドレス着用、または中国風の小物などを身につけていくと記念品をプレゼント。←ブロガーナイト外でもチャイナドレス割引あり。
・カフェ「ジョルジェット」でシノワズリティーとフォーチュンクッキープレゼント。
201406br1.jpg
 一緒に、当日の注意事項やフォーチュンクッキーについて(考案者はなんと日本人。戦前、サンフランシスコに移住した日本人がはじめたものだそうです)書かれたプリントなどをいただきました。

 お茶をいただいたあと、6時40分開始のギャラリートークまでは自由に観覧OK。二階にあがりました。

〔美術館サイトより、「チャイナドレス」とは〕(ここから引用)
    「チャイナドレス」は、中国語で旗袍(チーパオ)と呼ばれるワンピースを指す和製英語です。(中略)
   このテーマ展示では、チャイナドレス(旗袍)に限定せず、さまざまな中国服の女性像の作品を取り上げています。
  上衣下裳や、唐俑を模した女性像、台湾原住民の民族衣装、あるいはチャイナドレスをまねて日本人がつくったドレス
  なども登場します。
(引用ここまで)

 10ある展示室のうち第1・第2を使用した企画展です。この展覧会を企画した貝塚健・ブリヂストン美術館学芸部長が力をこめてギャラリートークをしてくださいました。ブリヂストンは展示に合せた壁の色も毎回気になるんだけど、このあざやかな赤を選んだのも貝塚さんとのこと。イメージどんぴしゃだよね。

〔イントロダクション〕
 1910~40年代、日本人が描いた油絵の中国服女性を集めた。この展覧会開催が決定したのは昨年の8月。比較的短い準備期間だが、鍵となる作品・安井曽太郎「金蓉」を借りることができたし、他にもほしい作品を何点か集めることができて無事開催の運びとなった。

 今から80-60年前、意外にふつうにチャイナドレスが着られていた。1920-30年代には着崩しもブームとなり、村松梢風(しょうふう)が「最近の日本人の中国服の着方はなってない」と書いてもいる。1933年がブームのピークと考えられる。当時、銀座をゆくひとびとはおおまかに半分は和装、半分は洋装だったが、そのなかに中国服を着用したひとがふつうに歩いていた。

*展示会場内の画像は特別に主催者の許可を得て撮影したものです。

・一枚目は、藤島武二「匂い」(1915、大正4)
201406br3.jpg
 このチャイナドレスや背景の色合いを見ると、どうにもマティスやセザンヌを思い出します。つまり好きってことよ。
 かぎたばこを楽しむ女性の姿。この作品は1915年に帝展に出品されたもので、藤島にとってはこの年一番の作品という意識があっただろうとのことです。また、この絵は、知られているなかで最古の「描かれたチャイナドレス」絵でもあります。

201406br2.jpg
 廊下をはさんだ第2室から垣間見る形で第1室を。

201406br5.jpg
 フライヤーや美術館のウィンドウにも大きく扱われている藤島武二「女の横顔」(左)と、やはり藤島による「鉸剪眉(こうせんび)」が向かい合うようにして展示されています。
 イタリア・ルネサンスの肖像画の定型である、横顔。古代のメダルやコインの影響で、真横からがそのひとの個性を一番あらわすと考えられていたそうです。藤島自身、ルーヴル所蔵の「ジネヴラ・デステの肖像」(ピサネルロ)模写し、アトリエにずっとかけておいたとのこと。藤島は1924年から3年間、集中的に横顔を描きました。

・久米民十郎「支那の踊り」(1920・大正9年)
201406br6.jpg
 わたしにとってはこれが今回の「発見」一点。渦のようにうねる、デフォルメされた女性の体。「踊り」とありますが、まるで骨がないみたいな雑技団の踊り子を想起させます。第1室は肖像画ばかりなので、この動きはとくに目を引きました。ヴォーティシズム(渦巻派)の影響が見られるそうです。

寡聞にして知らなかった画家ですが、貝塚さんによると、この久米民十郎(1893-1923)は裕福な家庭に生まれ、二度イギリスに渡航し、三度目に海を渡るため横浜にいたところで関東大震災で命を落としたそうです。わずか30歳で亡くなったために現存する作品はわずか(図録によると、その少ない作品のうち12点が神奈川近代美術館収蔵だとか)。この作品は7年前に永青文庫の倉庫で見つかったもの。

・第2室
201406br9.jpg
 
201406br7.jpg

 それぞれに工夫を凝らしたチャイナドレスが6着並びます。
201406br8.jpg
 一番右に置かれていたのは19世紀後半のもので、「如意頭の付け衿をした清朝期の旗袍」(図録より)。豪華な刺繍に寄ってみました。

201406br11.jpg
 チャイナドレスの向こうに見えていた
・児島虎次郎「花卓の少女」(1926・大正15年)。
 紫の上着が艶めいて美しい。児島作品は今回、4点展示されています。

 他に、好きなものを2点。
201406br12.jpg
・三岸好太郎「支那の少女」(1926・大正15年)
 
201406br10.jpg
・恩地孝四郎「堊(蘇州所見)」(1940・昭和15年)

 この展覧会の開催を決定づけた安井曽太郎「金蓉」。
201406br13.jpg
 安井の制作作方法がおもしろかった。
 まずかなり写実的に描き、それを写真に撮って変形していく。背景を変えたり、色を工夫したり。

 撮影禁止作品にはフジタのものもあります。力士いいよね! 梅原龍三郎ももりもり力強い絵が出てました。

・・・・・・
〔展覧会概要〕
『描かれたチャイナドレス -藤島武二から梅原龍三郎まで』
 ブリヂストン美術館で7月21日(月・祝)まで開催中。
 開館時間:10:00〜18:00(毎週金曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)
 休館日:月曜
      ※7/7(月)、7/14(月)、祝日の月曜日は開館。
 ※最新情報は公式Pおよびハローダイヤル(03-5777-8600)でご確認ください。

 住所:ブリヂストン美術館 
    〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目10番1号交通東京駅(八重洲中央口) より徒歩5分
    東京メトロ銀座線 京橋駅(6番出口/明治屋口) から徒歩5分
    東京メトロ銀座線・東京メトロ東西線・都営浅草線 日本橋駅(B1出口/高島屋口)から徒歩5分
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