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* category: 旅行

19年に会いましょう・ホテルオークラ東京メモリアルステイ(1) 

2015.08.08
Sat
10:32

 今月30日(日)をもって閉館し、建て替えを経て2019年に再度開業予定のホテルオークラ東京本館(別館は営業を継続します)。
 ささやかながら思い出のあるこのホテルにゆっくりお別れしたいなと、崖のうえのマダムをお誘いして一泊してきました。

 利用したのは「オークラメモリアルステイ」プラン。
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 予定部屋数を売り切ったのかな、詳細ページはすでに削除されているのですが、こんな内容でした。
・本館に宿泊
・レストラン、バーで使えるウェルカムドリンクチケット
・オーキッドルームでプラン特別朝食セット、メインはエッグベネディクトまたはフレンチトースト
・写真集『Okura Legend』(2008年7月刊)を一室につき一冊プレゼント
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 今回の記事は、適宜この『Okura Legend』(以下OL)および現在も配布中のリーフレット「ホテルオークラ東京の意匠をめぐる(以下L)」を参照して書いていきます。

 メモリアルステイを見つけた際に、オークラの大宴会場「平安の間」を利用して開催される展覧会「美の宴」+ランチコースチケットというのも発見。こちらも予約し、部屋でのんびり過ごすためにブルーレイレコーダの増設もお願いして、さあ出かけましょう。
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 待ち合わせはやっぱり本館メインロビー。オークラは傾斜地に建っているので、フロントにつながるロビー階は5階になります。こちらに翌朝の朝食の場であるオーキッドルーム、メインバーのオーキッドバーなどもあります。
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 とりあえず、あまりの炎熱にとてもじゃないけど外からホテル全景を写そうなんて気になりませんでしたので(アングル的に可能かもわからなかったし)、部屋にあったホテルのはがきをちょっと利用させていただきます。上段右が本館エントランス部分、左がメインロビーです。

 ホテルオークラ本館は1962年5月20日に開業しました。本館のある場所は、「幕末は前橋藩主、松平大和守の所有で、明治に大蔵喜八郎が私邸としていた。息子・喜七郎が東京オリンピックを控え、ホテルの建設を企図して現在に至る」(L)そうです。
 設計委員長は谷口吉郎。なじみのある建物だと、帝国劇場・東京国立博物館東洋館・国立近代美術館・出光美術館などを設計した建築家です。 また、博物館明治村の初代館長でもあるそうです。設計方針は「すぐれた日本の伝統美を集め、世界各国よりお客様をお迎えする」(OL)。さらに溝口三郎を長とする意匠委員会をもうけ、「伝統的な和の意匠や素材をモダナイズして随所にあしら」(同)ったそうです。
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(ロビー壁面、オーキッドルームそばあたりにあるパネル)。

 まずは、来訪者だれでも入れる場所ではありますがロビーのご紹介です。
 オークラに初めて行ったのは大学生のとき。本館一階のテラスレストランが好きな方に何度かご馳走になったのですが(漠然とホタテ包みパイのイメージが浮かぶんだけど定かではない)、5階まであがってきたかはわかりません。はっきりと覚えているのはそれから数年して、外食好きなおうちで家庭教師をしたときにいろいろなところに連れて行っていただいたのこと。銀座の「銀のぶどう」と、ここオークラの「桃花林」がとくに思い出深い店です。
 泊まったのは働くようになってから。たぶん二回ほど、どちらも別館だったかな? この本館に来るとつばのひろい帽子にクラシックなスーツで巻き髪の優雅なマダムとか、着物の方とかとすれ違い、ライティングなどもあいまって「時のないホテル」…とつぶやいたっけな。
 これは別館のことですが、ラ・ベル・エポックで先輩の結婚披露宴に参加したのもいい思い出。
 いわゆる「御三家」ホテルのなかでは一番アクセスの悪いホテルですが、つらつらと思い出すにわたしのお気に入りはオークラだったなと。ごはんもおいしかったし。

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 エントランスから数段下がる形のロビー。テーブルの間隔がかなりゆったり取ってあり、また、カフェ利用前提ではなく無料でそこにいられることも特色かな。ロビーを象徴するのが天井から下がる〔オークラ・ランターン〕です。「古墳時代の飾り玉に見られる切子型をデザインしたもので、五角形の板10枚をつなぎ合わせて切子型とし、語連つなげて一つとしている。内側には布を張り、和紙のような効果を出してい」(L)ます。
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 あおってみたよ。

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「蘭をモチーフにした『四弁花』が舞う、屏風形の装飾壁。/色絵磁器の第一人者である人間国宝・富本健吉が制作した壺の『四弁花』紋様を西陣で絹のつづれ織に織り上げました」(OL)。
 どことなく、風車を思わせますね。

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 ロビーのテーブルはつややかな漆塗り。このテーブルを囲む五つの椅子と一緒に、梅に見立ててのこと。そうだ、今回は渡り廊下からロビーを見るのを忘れてしまったよ。
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 映り込みを活かしてみました。

 エントランスのすぐ左手壁面には、セイコーが制作した世界時計があります。
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 帆船が海をわたっているけど、日本列島がやけにでっかいあたり、既存の古地図を下敷きにしてるわけじゃないのかな。

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 都市名のボタンを押すと、中央の電光掲示板に現地時間が現れます(ただしサマータイムは自分で勘案する)。サンクトペテルブルクじゃなく、「レニングラード」だね。

 次は客室階の廊下や部屋をご紹介します。




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