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* category: 展覧会

ゆかいな若冲・めでたい大観 -HAPPYな日本美術展@山種美術館のブロガー内覧会に参加しました(2) 

2016.01.30
Sat
17:57

 古今東西の美術への深い愛に溢れるブログ「弐代目 青い日記帳」(リンクはこちら)のtakさんが山種美術館(こちらです)と組んで企画してくださった『ゆかいな若冲・めでたい大観 -HAPPYな日本美術』展ブロガー内覧会に参加してきました。の、その2です。

 このエントリでは、展覧会の構成にしたがって作品をピックアップして紹介していこうと思います。ただし、撮影一切不可のものや、〔展示光景としてのみ撮影可〕の作品もあったことをお知らせしておきます。

第1章 めでたい、HAPPY日本美術

・「長寿のシンボル -鶴と亀」
*1つ前のエントリでご紹介した<<亀図>>はこちらのカテゴリ。
 撮影不可でしたが、川端龍子<<鶴鼎図>>がとくに好きでした。三羽の鶴がつどって、まさに鼎談しているような寄り添い方。よく見ると一話の鶴が片足をそっとあげていたり。デフォルメされているかな? と思うほどにながーい鶴のフォルムに、いまふと、エル・グレコの聖人像みたいだなと思ったり。
 川端龍子、他にも大観・玉堂と松竹梅そろえたなかで描いた梅の絵<<,紫昏図>>があり、なんだか気になる画家になりました。 …と思ったら、足立美術館で<<愛染>>など見てたか! ⇒こちら

・「縁起物のマルチプレーヤー -松竹梅」

hap20163.jpg
・横山大観(1868-1957) <<寿>> 昭和時代 山種美術館蔵
 これで「寿」の字なんですね。文字を書いたあとで金泥で松竹梅を描いてるのですが、ちゃんと文字の部分を避けてます。めでたい。

hap201618.jpg
・横山大観 <<竹>> 1918 山種美術館蔵
 <<群鶏図>>と並んで展示されていました。端正で静謐な雰囲気。 

hap201613.jpg
・小林古径<<松竹梅>> 1933年頃 山種美術館蔵
 扇面の絵ですよね。紅梅のあかとその枝振りの金が鮮やかで美しい。お正月用のランチョンマット(毎年、和紙のを購入するのですが)にあったらいいな。

・「幸運をもたらす神 -七福神」

hap201614a.jpg
・下村観山<<寿老>> 1920年頃 山種美術館蔵

hap201614b.jpg
<<寿老>> 山種美術館蔵 部分
 館長のトークで、「鹿を撫でてるんですよ」と教えていただいたので。鹿が目を細めてるのがかわいい。

・「聖なる山 -蓬莱山と富士山」

hap201615b.jpg
 左から、
 小林古径<<不尽>> 1926年 山種美術館蔵
 荒井洞厳<<蓬莱仙境図>> 1942年 山種美術館蔵
 横山大観<<蓬莱山>> 1939年頃 山種美術館蔵
 
hap201615.jpg
・小林古径<<不尽>> 1926年 山種美術館 部分
「カヌレみたい」というコメントがあったそうです。
   
hap201624.jpg
 小松均<<赤富士図>>> 1977年山種美術館蔵
 右に部分的に見えているのは、横山大観<<心神>> 1952年 山種美術館蔵  
 
 富士山の神々しさはどこから来るのかな。大きさはもちろん、そして形もですが、図録に掲載されていた横山大観のことばにも「あっ」と思ったので引いておきます。

(エベレストを毎日眺め暮らしていた日々を回想し、続いて)
「(エベレストは)高山の連続で、富士のようにたった一つ、ぽつんとそびえているのではない」
 *図録p.32より。

・「くらしに息づく吉祥」

hap201620a.jpg
 河鍋暁斎 <<五月幟図>> 19世紀
 今回気づいたのですが、わたしは暁斎が好きみたいです。昨年見た肉筆浮世絵展(上野の森美術館)でも記憶に残ったうちの一枚が暁斎でした(がいこつが浮かんでて美女がいた)。 こんどまとめて見てみたいな。

hap201620b.jpg
 河鍋暁斎 <<五月幟図>> 19世紀 部分

・「生きものにこめられた吉祥」
hap201625.jpg
 児玉希望<<鯛>> 昭和時代 山種美術館蔵
 赤はめでたいな。この絵は、さきほどの赤い富士と向かい合うように展示されていました。まんなかに立ってきょろきょろしてみるとなんとなくめでたい気分に。

・「新春を寿ぐ -愛されキャラクター・干支の動物」

hap201627.jpg
 川合玉堂<<猿>> 1955-56 山種美術館蔵
 第二展示室は猿特集。


第2章 HAPPYになる絵画

・「笑い・ユーモア」

 前の記事に載せた<<河豚と蛙の相撲図>>、<<大根図>>などはこのコーナーに入ります。

・「幸福な情景」
 山口華楊<<生>>がとくに好きです。

hap2016ex2.jpg
 そして山種美術館といえば、展覧会の出品作をモチーフにしたオリジナル和菓子もいつも楽しみ! 今回はこの五種類でした。

hap2016ex3.jpg
 わたしは横山大観<<心神>>(つまり富士の異名とのこと)からのこのお菓子をいただきました。

 心はずむ絶好の機会でした。
 最後に、このブロガー内覧会実施にご尽力いただいたみなさまにもう一度お礼申し上げます。

・・・・・・
・・・・・・・
会期: 2016年1月3日(日)~3月6日(日)
※ 会期中、一部展示替えを行います。
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(但し、1/4・1/11は開館、1/12は休館)
入館料: 一般1200円(1000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金および前売料金。
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料。
[お得な割引サービス]
きもの割引:会期中、きものでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
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