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* category: 展覧会

吉増剛造ほか@東京国立近代美術館 

2016.07.30
Sat
15:10

 7月は忙しい&気ぜわしい、だったのですが、最終週はわりと時間短めの会議で都心に→自由時間が二日(水・木)、やすみをとって一日遊ぶ。という充実&NEWな感じでした。しばしのやすみの解放感とともに、記事書いとこ。

・7月28日(水)
 美術館はしご。という点ではNEWじゃないけど。

 会議が予定より早く終わったので、東京国立近代美術館へ。そろそろ会期終了が近くなっていた『声ノマ 全身詩人、吉増剛造展』&収蔵品展示を見る。
「全身詩人」…「全身小説家」(=井上光晴)を思い出すよね。映画見てはいないんですけど。
 緞帳をくぐって展示室に入ると、薄暗い空間にいろいろな音というか、声がある。

IMG_9360.jpg
 たとえば4室(一定条件下で撮影OK)の対角線にずーっと並んでいたカセットテープ。瞽女の歌、相撲甚句、内外の詩歌朗読などと並び、「声ノート」という一群がありました。

IMG_9363.jpg
 むかし自分の声を録画しおさめていたというもの。4室ではその声ノートから抜粋された声が、天井さら吊られたちいさなスピーカーからほそいシャワーのように注いでいたり。
 
 一般に「詩」というと思いつかない作品もいろいろ。これはやはり撮影OKだった3室に展示されていた銅板です。
IMG_9356.jpg
 彫刻家・若林奮の銅板を譲り受けて制作された「銅板/Copper sheets」の展示室のどこかに、かちん、かちんとゆるやかな音を発するものがあります。銅板を叩く音でしょう。

 映像作品が上映されているスペースもあります。そのスペース固有の音を発しないスペース(多重露光で撮った写真を置いた2など)もあります。でも1~7室は紗のようなはかない仕切りであるだけのひとかたまりの空間だから、立ち位置を変えると聞こえる音に大小はあっても、ずっとなにかを「聴いて」いる状態なのです。
 展覧会にはだいたいひとりで行きます。平日にふらっと行くことが多いからだけど。でもこの展覧会は、くらい森のなかをさまよううちに耳に届くものをひとりで受け止めたいな、と思わせるものでした。

 展示作品は吉増さんのものに限りませんでした。二重露光写真のスペースには朔太郎の作品もあったし。
 あと、肉筆原稿で異様なインパクトを持ってたのは(吉増の微細な字もさることながら)、中上健次の字でした。変な言い方だけど、むかしながらのラーメン丼に描かれてたナルトの書体だと思ったよ。

・二階のギャラリー4では、『近代風景~人と景色、そのまにまに~奈良美智がえらぶMOMATコレクション』開催中でした。そこから何枚か。
IMG_9380.jpg
 古賀春江<<月花>>1926年

IMG_9382.jpg
 香月泰男<<吊り床>>1941年

 全体として動物率高いと思った。
IMG_9376.jpg
 中村岳陵<<少女>>1948年
 この絵の猫なんか、ちょっとキャラものっぽいまでのきゃわゆさでありました。
 奈良さんが絵につけたコメントをまとめたリーフレットを無料配布。

・MOMATコレクション
 前回来たのは3月? 4月?の安田靫彦展のとき。季節に合わせてか一部入れ代わっていました。
 やっぱり好きさ…
IMG_9364.jpg
 土田麦僊 《湯女》 1918年
 みどりがゆたか。とにかくみどりがゆたか。湯女はゆったりとほぼ全身を見せているんだけど、隣にいる殿方の顔はゆたかなみどりに隠されてる。
 これと萬鉄五郎<<裸体美人>>を並べてみたらどうかなと思うんだけど(赤い衣裳の女性の寝姿)、右に<<湯女>>左に<<裸体美人>>を同時に見れるポイントもあるからそのほうがいいのかな。

IMG_9371.jpg
 デュビュッフェ<<草の繁る壁際>>1956年
 いろんな素材感が好き。とくにこのあたりの化石感。
IMG_9372.jpg

 今までにも見たのかもしれないけど新しく感じたものが、
IMG_9369.jpg
 松本竣介<<建物>>1948年
 ちょっと舞台装置の書き割りのような、プロジェクションマッピングのような。

 あと、草間彌生の初個展出品作のひとつだという
IMG_9365.jpg
 草間彌生<<残骸のアキュミュレイション-離人カーテンの囚人>>1950年
 違いはあっても〔詰まってる〕よね。自分が。その後が。

 それから。
 写真は撮りませんでしたが、わたしはどうも川端龍子が好きみたい。他の美術館でも目をひかれたことが何度か。
 調べてみたら、記念館が大田区にあるんだ。比較的近いじゃありませんか。

 閉館時間までいても最後はぎりぎりな感じになりました。
 そこから東京駅に移動し、まずはとらやカフェ(けっこう気に入ってる)でベジプレート、早めの夕御飯。
 そして、三菱一号館美術館でのジュリア・マーガレット・キャメロン展内覧会に参加しました。こちらは別の記事にて。

 
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