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水戸に行きました・4 水戸芸術館(ミトゲイ)の館内ツアーに参加してみた 

2018.09.09
Sun
17:54

 水戸に強いつながりを持つ友人がいて、おりにふれてツイッターを通してミトゲイでのイベントとか情報を流してくれています。だから気になってて、さらに今年の夏は諸事情で遠征はほぼしなかったから、よし! 日帰りでもいいから行こう! と。今回のお目当てがミトゲイでござります。

 →公式サイト
 おお、美術館だけじゃなくて劇場やコンサートホールもあるんだ、館内見学ツアー楽しそう‥‥
 程度の漠然としたイメージを持って向かうことに。

IMG_3525.jpg
 茨城県近代美術館を出ると、湖の向こうに変なタワーがあるよ。
「‥‥ごみ焼却場の煙突とか?」

IMG_3539.jpg
 いや、これがミトゲイのシンボルタワーでした!
 なにしろミトゲイの英語での名称はArt Tower Mitoなのでした。
・茨城県近代美術館→Cafe RIN(泉町一丁目)にタクシーで来たときにちらっと見えた景色を求め、食後、すこし駅寄りに戻って撮った写真。
 ふつうの建物のあいだにぬっと現れる(角度によっては見えない)姿は、007のWorld Is Not Enoughでのグッゲンハイム・ビルバオを思い出すなあ。

DSC_2332.jpg
 朝、水戸に着いたときには曇ってて気温も低めでよかったのですが、お昼過ぎはかなり暑くなってた。空が美しいのはよろしい。

IMG_3558.jpg
 中庭の噴水。ワイヤーで固定された巨石を水が叩く。ここで水遊びもできるそうです。

IMG_3570.jpg
 ミトゲイに吉田秀和?
 初代館長とのこと。いまの館長は小沢征爾だそうです。

 現代美術ギャラリーでの展覧会にどのくらい時間がかかるかわからないから、まずは館内見学ツアーに参加しようかな。
 11時~と14時~で、ツアーが500円+ツアー参加者料金で美術展が700円、合計1200円。このチケットには塔の入場料も含まれ、さらにカフェでのコーヒー/紅茶/ジュースの無料券もついてました。お得。

DSC_2335.jpg
 お昼をたらふく食べてからそんなに時間が経ってなかったのだけど、ミュージアムショップで買い物を経て、カフェで時間つぶし&メモ書きに座ることに。こだわりぶどうジュースおいしかった。カフェは茨城のサザコーヒーが入っています。ツアーの間はこのバッジを目立つところにつけてください、とのこと。

 水戸芸術館は文化複合施設で、フルだと劇場・コンサートホール・パイプオルガンを含めたホール・現代美術ギャラリーの見学ができるのですが、7日は週末にある公演のリハーサルがあるので劇場は見学できず、でした。
 平日だし、フルで見学できるわけじゃないしというのもあってかな? 14時に集合したのはわたしひとり。案内係のお嬢さんにたっぷりお話を聞き、60分の予定が結局たぶん100分ぐらいになりました‥‥!

 水戸芸術館はかつて小学校があった敷地に、1989(平成一)年の水戸市政100年を記念して年度内の1990年3月オープン(なんと午前中に訪れた茨城県近代美術館は1988年で、あまり差がない。様式から、だいぶ違うと勝手に思っていました)。シンボルタワーの高さも100m。設計は磯崎新。
 初代館長は吉田秀和、2012年に98歳で死去するまでその任を負っていた。高齢ではあったが予期しないときに死を迎えたため、しばらくは館長不在が続き、最終的に小沢征爾が就任。小澤はコンサートホールの音楽監督をずっとつとめており、二代目館長となるにふさわしい人物だった。
 水戸芸術館の運営を担うのは公益財団法人水戸市芸術振興財団。財団の理事長は森英恵で、いまのスタッフの制服はハナエ・モリ(蝶のモチーフのスカーフで、あっ! と思っていたので謎が解けた思いでした)。

 劇場・コンサートホール・現代美術センターが一体となって「芸術館」を形成する。それぞれに学芸員や専任スタッフが配置され、自主企画を運営している。「貸しホール」的な使い方はせず、利用を希望する団体や個人は、芸術館が主催するフェスに申し込むなどの形を取る。また、芸術館がさまざまな講座も開催しており、希望者は個人として参加することもできる。

 劇場およびコンサートホールに座付きの劇団(劇団ACM、現在団員4名)・楽団(水戸室内管弦楽団、現在団員合計26名)を持つ。公立の施設で座付き劇団を持つのは水戸が初めてとのことでした。現代美術センターは固定的な収蔵作品を持たず、現代美術の自主企画展にこだわった活動を続けています。

 劇場は週末の公演に備えて入場不可でした。
 グローブ座をモデルとし、舞台は12角形。緞帳はなく、最大収容人数は636名だが、多くの場合は300~400名の観客を想定して上演するとのこと。劇場としては円形なので、3階席は舞台の「裏」にも座席があるのでした!

IMG_3547.jpg
 劇場(の扉外)からコンサートホールに行くときにわたるスペース。階下に広がるのがエントランスホールです。
 パイプオルガンが奥にあるし、長方形でシンメトリーな構成がちょっと教会っぽい。ガイドしてくれた方によると、この1990年にオープンしたホールは磯崎新の80年代(古典建築様式の引用をよくした)集大成的側面があるとか。パイプオルガンはもともとの建築プランにはなかったものを、磯崎が提案して設置することになったとか。
 このパイプオルガンは日本製。町田の工房で作られ、おりにふれてメンテナンスしてもらっているとのこと。2011年の東日本大震災で最大のパイプ5本が外れて落ち(一階にその痕がいまも残ります)、修復と調整には一年以上を要したとか。再開にあわせてオルガン上部中央の星をつけたそうです。コンサートホールや劇場との兼ね合いによりますが、土日祝日に椅子を配置して無料のパイプオルガンコンサートも行われることがあります。
 
IMG_3548.jpg
 パイプオルガンと向かい合う形の、西向きの窓装飾。1天然石を18mmの薄さにカットして貼ったもので、日差しによって色合いや表情を変えます。

IMG_3549.jpg
 コンサートホールには入場できました。舞台は六角形で、劇場とは違い形は固定です。やはり緞帳はなし。「裏」にあたる客席もあり、指揮者の表情や演奏者の手元を見たいひとに人気だそうです。
 600席+60追加可能の小振りのホールのため、100人以上にもなるフルオーケストラはステージに上がれません。主にクラシック演奏会に使用しますが、落語や講演会、映画上映などもするとのこと。

IMG_3551.jpg
 バーの椅子みたいな二階の座席。ここに座ってみたいな。

 水戸市民への還元を強く意識した施設のため、市内の生徒たちは
・小4で劇場に来て演劇鑑賞
・小5で、ミトゲイではない場所(外部)ではあるけどミトゲイの楽団によるクラシックコンサート鑑賞
・中1でミトゲイにやってきてクラシック音楽鑑賞
の機会を与えられるそうです。

 現代美術ギャラリーでは、第1~第7室を使って企画展『内藤 礼―明るい地上には あなたの姿が見える』を開催中。有料のため外からすこしお話を聞きました。ギャラリーに行くの、ツアー後にしておいてよかった。鑑賞のヒントをたくさんいただきました。
 パイプオルガンの裏にある通路を通って行くちいさめの第9室では、若手作家紹介シリーズ「クリテリオム」その94、「北林加奈子展」を開催中。このクリテリオム、入り口で配布していたリーフレットがとってもいい紙で、展示作品の写真も大きくてきれい。キャリアの浅いアーティストにとってはとくに、名刺がわりになる嬉しいリーフレットなんじゃないかな。

 中庭を抜け、タワーへ。ここが館内ツアーの終わりです。
 タワーのチケットを受け取り(ツアー料金に含まれてます)、エレベータで上がるまではツアーでした。86.4mを約一分半かけて上がります。ちなみに歩いて上下する場合400段だそうです。
 上部に着いたところでツアーはおしまい。係員さんはそのままエレベータでおりていきます。自分で見学したらエレベータを呼び、下りていくという仕組み。

 潜水艦みたいな(昔のイメージだけど)丸い窓が随所に開いてて、外が見えます。
DSC_2341.jpg

 これ、怖い人は怖いかもしれないな。28の正四面体を接ぎあわせたタワーはかなりスリムで、風に揺れます。エレベータで昇る前、「車酔いしやすいなど、ありますか」と聞かれたのもわかる。わたしは子供の頃はよく乗り物酔いしましたが今はまずまず平気なのでゆっくりとひとまわりし、それなりに写真を撮り、エレベータを呼んで下りました。そういえばその後ちょっとの間なんとなく揺れてる感覚があったもんね。

 また現代美術ギャラリーに戻り、ふたつの企画展を見、預けていた荷物をクロークで受け取ってすこしだけ椅子で休み。
 日差しがすこしだけ和らいだ外にふたたび出たのは、4時半すぎになりました。

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